守護神がもたらした勝利 第8節 vs山口 ○1-0
- 2017.04.15
- GAME REPORT 雑感
今日はDAZN観戦です。
ChromeCastで観てたら、最初っからカクカクで止まりまくりだったので、結局タブレットに切り替えて観戦してました。そのDAZN中継がまだ終わる前に、公式の「1-0で勝利しました!」ツイートを見てしまったのはご愛嬌。ネット配信、こう言うこと(タイムラグ)もありますわな。
さて。
ここまで4試合勝ちが無く、いろいろサポーターが雑音を発し始めているジェフ。
チームの中でも、アランダが今日もベンチを外されてしまい、どんな事態がチームの中で起こっているか、気になるところではあります。心配が、杞憂で終わることを願ってやみません。
先発は、そのアランダを抜けているものの、也真人が復帰。
攻撃のタクトを振るう彼が戻ったことで、前線の活性化が期待されます。
また、ラリベイが先発から外れ、代わりに船山。
前線は機動力重視の布陣に。
対する山口には、サトケンと福元と元ジェフの2人が先発。
鳥養は残念ながらメンバー外。
上の図のように、3バックでスタートしたのですが、
ゲームが始まってしばらくすると、システムを4バックに移行。
近藤、若狭がセンターバックになり、左にボムヨン、右に北爪が高めに構える陣立てに。
エスナイデル監督、ちょっと弄って来ました。
山口は、これまで対戦したチームと同様に、ジェフのディフェンスラインの裏を衝く作戦。
最大のピンチは、前半早々にジェフの左サイドを突破されて、折り返しをヘッドで合わされたシーン。
これを横っ飛びで弾き、バーに当てて守りきった佐藤優が、波に乗ります。
試合は、概ねジェフがボールを支配して、細かいパスを繋ぎながら山口を攻め立てる展開。
悪くは無いものの、最後の崩しのアイデアや、フィニッシュへの思い切りに欠けるジェフ。
イッセイのミドルシュートや、船山のバー直撃弾と言ったチャンスも作るものの、決め手を欠きます。
特にイッセイは、前節の得点で自信をつけたのでは?
プレーの積極性が増したように見えます。
後半に入ってもゲームを押し込んでいるのはジェフ。
しかし、なかなか点が奪えず、嫌な展開。
セットプレーにも全く得点の空気が無いのが痛い。
山口は、守りを固めながら、前半同様長いボールをディフェンスの裏に放り込んで来ます。
前節の失点のように、キーパーの裏へシュートを放たれた事もありましたが、これもポストへ。
そうして命拾いしたシーン以上に、この日は佐藤優の飛び出しが冴え冴えとしていました。
あと数歩飛び出しが遅かったら、相手に掻っ攫われていただろうボールにことごとく追いつき、
クリアにクリアを重ねて、山口に攻撃の糸口を与えない、奮迅の戦いぶりでした。
前半のビッグセーブとあわせ、今日は彼の日だったと言っていいでしょう。
ただ、その奮闘も、時間と共に苦しさが増します。
70分を過ぎてくると、段々と疲労が足を重くして動けなるジェフイレブン。
それを待っていた山口は、彼らの強みの走力を前面に出して、点を奪いにかかります。
半ば、山口の作戦は成功していたと思います。
ジェフに攻めさせて、自らは体力を温存。残り時間で強みを生かして勝負をかける。
ただ、彼らも決め手を欠いて迎えた90分、ペナルティエリア内でイッセイがPKを獲得。
このプレー、正直、相手DFの足はかかっていませんでした。
ただ、イッセイもわざと倒れた訳でもなかった。
まあ、こう言うプレーで、損もすれば、得もして来たよね。。。と思う判定ではありました。
このPKを、ラリベイが船山に譲って貰って、決めて決勝点。
ラリベイ、これでノってくれれば良いのですが。
そして、残り時間を何とか守りきってタイムアップ。
苦しい試合が続いていただけに、何とか、勝てて良かったと言うのが、正直なところ。
今日は、勝てたと言うこと以上に、試合を通しての流れが良かったのでは。
奮闘した佐藤優をはじめ、守備陣が名古屋戦以来の完封を達成。
ディフェンスラインの裏側は、本当に佐藤優がカバーしきって、守りきってしまいました。
慌てたプレーも、今日は少なめだったのでは。
そして、也真人が戻った攻撃陣は、あと一歩かなという印象。
シュートも18本撃っているものの、判断が遅いと感じるシーンが多々。
今日の機動力重視の前線のメンバーなら、もっと意外性のあるプレーが出来ると思うのですが。
それは、今後の楽しみとしましょう。
日曜日のTGで、点を取った菅嶋も出場機会を得ましたね。
だから、岡野や、乾や、溝渕選手も、アランダやイジュヨンや西野も、来るべき、その機会に向けて良い準備をしておいて欲しいと思います。4バックのオプションを実戦で試したことで、去年、その形でやっていた選手にはチャンスのはず。
勝利がきっかけとなって、ジェフに良い風が吹きますように。
サポーターが信じなくて、誰が監督を、選手を信じるのか。
このチームの土台を堅くするも、崩してしまうも、信頼の度合い次第。
やってくれると信じて応援してるから、勝ってくれた時にメシが美味いんですよ。
チームと共に、一歩一歩、強くなってゆきましょう。
-
前の記事
練習試合 vs東京23フットボールクラブ △3-3 2017.04.09
-
次の記事
戦術以前の問題 第9節 vs横浜FC ●0-4 2017.04.23
コメントを書く