シード権確保。さあ、あと一つ。 最終節・讃岐戦
- 2014.11.23
- 雑感
一筋縄では行かないと思っていた最終節。
苦しい戦いではあったけれど、選手達がピッチで結果を出してくれました。
この試合の結果いかんで、3位もあれば、プレーオフ圏外もあった試合前。
普段通りにとは思っていても、どこか身体に余計な力が入っているような試合の入りでした。
プレーの一つ一つが、どこか萎縮したような感じで、ショートパスが精度を欠いて、相手に渡してしまうようなシーンが度々。反対に讃岐は、入れ替え戦に向けて気持ちの切り替えが出来ているようで、伸び伸びとプレーしていました。
讃岐優勢で試合が進んだ30分に大きなアクシデント。
センターサークル付近で、森本と讃岐DF藤井が接触。
森本は意識を失って、受身も取れずにピッチに崩れ落ちてしまい、救急車で搬送される事態に。
幸いその後の病院の検査で、異常は無いとの事でホッとしましたが、30分近い中断となりました。
森本の代わりに投入されたのは、ケンペス。
難しい状況での投入だったにも関わらず、大仕事をやってくれました。
前半終了間際、キムからのロングフィードをトラップすると、右足一閃。
バーを叩いたシュートが、跳ね返ってネットを揺らす、豪快な一撃で先制点をもぎ取ります。
ケンペスは、人差し指を両方の手で立て、森本の背番号「11」を作ってみせ、
ライバル関係ながら、チームの中の雰囲気のよさを感じさせました。
後半も、流れは大きく変わらず。
このまま勝ちきりたいジェフは、あまり前には出ずに、慎重な試合運び。
慎重すぎて、ろくにシュートも撃てず、逆に何本も危ないシーンを作られてしまったものの、とにかく今日も勝ちきることが何よりも重要。幸野に代えて、山中。町田に代えて井出を終盤に投入して時間も使い、粘って粘って、反撃をかわして、1-0でタイムアップとなりました。
中断があった事で、他会場は全て先に結果が出ていました。
磐田が1-1で引き分け、ついに最終節にして3位に浮上。
プレーオフは一試合目がシードされ、味スタでの最終決戦に勝てば、と言うところまで進む事が出来ました。
天皇杯も残すジェフにとっては、一試合目がシードになったことで、今週は水曜日の天皇杯に集中でき、そして森本の回復を待つ時間も取れると言う、考えられうる限りベストな結果になりました。
しかしまだ、何も成し遂げていません。
ただあるのは、J2に落ちたあの日の悔しさ、昇格を逃した二年前の悔しさ、 それだけです。
その全てを、ぶつけられる舞台に戻ってくる事が、ようやくできました。
あと一つ。ただ一つ。
まさに、一戦必勝で、J1復帰を掴み取りましょう。
J1昇格POは千葉、磐田、山形が進出…逆転3位の千葉がシードに(SOCCER KING)
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