笛が鳴るまで。 第30節・京都戦
- 2014.09.06
- 雑感
岡山戦に続いて、豪雨の中のゲーム。
現地観戦の皆さん、お疲れ様でした。
前半は、京都ペース。
雨でピッチがぬかるみ、ボールのコントロールが難しい中でも、
京都の選手は足元のプレーがしっかりしていてボールが繋がる。
そこに、駒井あたりのドリブルが出来る選手が絡んできてシュートまで持っていく。
ジェフは、切り替えが遅くてしばらくは後手を踏んでいたものの、
森本にボールを集めてチャンスを伺う展開。
惜しいシュートのあと、森本から右の井出、左の谷澤を経由して、
バヤリッツァの頭を掠めたボールを、後ろから飛び込んだ森本がドンピシャで合わせて先制。
押されながらも貴重な先制点を奪います。
後半は一気にペースアップ。
同点を狙う京都は、浩平に代えて怪我明けの三平を京都は投入。これがピタリ。
ジェフが、谷澤の1対1などチャンスを作りながらも突き放せず、
京都のチャンスを、ぐぴおが寸でのところで抑えるなど、慌しい展開だった時間帯。
右から崩した京都は、三平が右足を一閃。
ここしかないと言う隙間にボールを流し込んで同点に。
さらに、京都1本目のコーナー。
これを三平が頭で合わせて1-2と、初めてリードを奪われます。
流れは京都かと思ったものの、ジェフはアドに代えてヤマト、
森本に代えてペス、兵働に代えて山中を次々と交代で送り出し、ギアを切り替えて反撃モードに。
この流れの中で、奮起したのがキム。
前半から、ちょっと危うげ、イマイチなプレーばかりだった彼が、それを取り返すように前線に。
同点ゴールはそのキム。山中のミドルのこぼれ球に反応して同点。
その後も、フリーキックに合せたり、セットプレーからのクリアボールを持って攻め上がって、あわやのチャンスを演出したりと、攻撃面でのインパクトを残します。
反撃の流れがやまぬ中、コーナーキックのクリアボールをダイレクトで叩いたのは井出。
3-2と逆転に成功。試合の流れを取り戻します。
あとは、どうゲームをクローズさせるかと言うところ、
ロスタイム、残り時間はほとんどなし。
コーナーキックを凌いで、一瞬にほっとしたか。
スローで見ても、京都の選手が蹴りだしているようにしか見えないプレー。
審判の判断は、京都ボール。
マイボールとジャッジしてしまったか、足が止まってしまい。
気付いたときにはフリーでクロスを上げさせてしまい、ドウグラスが、フリーで同点ゴール。
このジャッジは、正直「?」なので、選手達が可哀想な面もある。
けれど、最後の最後まで、踏ん張りきれなかった。
逆転した強さと、逆転され、同点に追いつかれた脆さ。
そのどちらもが、今のジェフを表している。
悔しい引き分けになったけれども、これを次にどう活かせるか。
良かった時間帯を長くするには、どうすれば良いか。
一人ひとりが、その理由を突き詰めて、次に繋げて欲しい。
-
前の記事
時間はかかる。実戦で磨け。 第29節・水戸戦 2014.09.01
-
次の記事
ヤマト投入で逆転勝利 天皇杯4回戦・長崎戦 2014.09.11
コメントを書く