一夜明けて 練習試合 松本山雅戦
- 2014.06.29
- GAME REPORT
連戦。
今日は昨晩敗れた山雅とのトレーニングマッチ。
ユナパには、ジェフサポだけでなく、多くの山雅サポも訪れていた。
試合は13時キックオフ。
色々スケジュールの問題もあるんだろうが、この時期に真昼間にやらなくても。
選手たちのパフォーマンスも明らかに上がらず、審判団も給水に気を遣いながらゲームを進めていた。
ゲーム内容の前に少々苦言だが、13時の試合開始時間になって、審判団と山雅の選手達がピッチに並んでいても、ジェフの選手たちはまだベンチで着替えたり水を飲んだり、コーチの説明を聞いていたり。ようやく3分も過ぎて整列に向かう選手の中には、ピッチに向かって駆けながら、練習着に袖を通している選手も居た。
それを、斉藤監督も、コーチ陣も咎めない。
円陣ダッシュも、山雅はきれいに走って広がる。
ジェフはダラッッダラしてて、2人くらいしか走ってない。
正直、昨日負けてるのに、監督のクビが切られてるのに、何も感じてなく無い?
代行監督にアピールしたって意味無いとか思っていない?
ジェフは勝っても負けても、日曜日のようだと10年前に怒られたけど、正に今もそうですね。
さて、愚痴が長くなりました。
試合は、2-1で勝利、森本が2得点(1PK)。
ゲーム内容は、気候のせいか、気持ちのせいか、イマイチなゲームでした。
※記録は見落としもあるので、参考までに。
◆前半
---戸島--森本---
阿道--------田中
---町田--田代---
山中-栗山--竹内--祥
-----高木-----
千葉 SH6、CK1、FK6、GK0、PK1、OFF0
松本 SH2、CK0、FK5、GK2、PK0、OFF3
得点 30分・松本 35分・森本(PK)
鈴木監督の最終戦となった、先週のTGから大きな変化は無し。
布陣は4-4-2、ヤマトが若干前目で、田代とタテの関係に見えるような場面も多々。
効果的な崩しのシーンは少なくて、観客席が沸くシーンもわずか。
狙いがあやふやで、サイドを崩して前線の二人にクロスを上げるでも無ければ、裏狙いでスルーパスがヤマトからガンガンでるような感じでもなく。全体としてはジェフがボールを持てていて、山雅はカウンター狙い。昨晩の試合から、さらにチャンスの数を少なくした感じでしょうか。
エコヒイキもあって、注目していた右SBの祥も、ほとんど見せ場らしい見せ場も無く。
逆サイドの山中も、特に前半は、コレと言うシーンはあまりありませんでした。
目ぼしいシュートシーンは、5分にヤマトから森本へのパスからシュート。
21分に戸島のペナルティエリア外側からのロングシュート、24分にも田代のミドルシュートと言ったくらい。
そうして、暑さにうんざりしてきた頃に、目の前で山雅がチャンスを作ります。
ジェフ側から見て左サイドでボールを持った選手がドリブルを開始。
中央にカットインしながら、ボールをキープします。
山中のフォローに、栗山とヤマトが入りますが、この二人が被って衝突してしまい、中央に折り返されたボールをミドルで突き刺されます。ここまで、ほとんど山雅にチャンスはありませんでしたが、あっさりと失点。
それまでよく声の出ていた栗山や、田代の声が、気落ちしたのか静かになってしまいます。
ただ、その5分後には、森本が倒されてPK。
ちょっとホームアドバンテージくさい感じもしましたが、これを沈めて1-1。
前半は、そのまま終了します。
◆後半勇人投入時
---戸島--森本---
山中--------阿道
---町田--田代---
祥--栗山--竹内-勇人
-----高木-----
◆後半最終布陣
---町田--戸島---
山中--------阿道
---ナム--田代---
祥--栗山--竹内-勇人
-----高木-----
千葉 SH6、CK4、FK6、GK3、PK0、OFF0
松本 SH3、CK2、FK4、GK2、PK0、OFF1
後半も、メンバーは変えずにスタート。
もはや円陣ダッシュも無く、そのままポジションに。
展開はあまり変わらず。ジェフも良くないが、山雅もそれ以上に形にならない。
お互い、あまりゴール前の展開にならない中、ようやく10分、田代の強烈なミドル。
キーパーがセーブ。崩しきれていないから、ミドルのような変化は必要。
けれど、日が照ってきて運動量はますます落ち気味。
ベンチのエジさんからは「休憩時間じゃねーぞ!」と叱咤激励が飛ぶ。
その声が飛んでほどなく、15分。
この試合唯一、綺麗にスルーパスが森本へ。
この1対1を森本が制して、2-1とゲームをひっくり返す。
20分、前日出場の田中から、勇人へ交代。
勇人は、久々の出場。驚いた事に、サイドバックとして投入された。
とりあえずの身体慣らしと言ったところだろうか。
暫定監督の起用法が、新監督にそのまま引き継がれる事もあるまい。
布陣は大きく変更。
これで、山中が前に出たことで、途端に彼の突破が増えた。
27分、山雅のCKから、カウンター。山中が、自陣からボールを持って、ぐんぐんスピードアップ。
最終的にシュートまで持っていったシーンは、今日のゲームの中でもとりわけ大きな歓声が上がっていた。
31分には、CKから栗山が惜しいヘディングシュートも、枠の上。
33分、森本からナムにチェンジ。お、髪型が元通りに戻ってる?
36分、またもや山中が1対1のシーンを作るも決めきれず。悔しそうな表情。
その後は44分に、栗山のミスからシュートを浴びるシーンがあったものの、事なきを得てそのまま2-1で終了。
昨晩のリベンジとは言えないけれども、勝利を収める事が出来た。
個々の選手で評価できるのは、山中だろうか。
良かったと言える場面はかなり限定されるけれども、突破力はやはり図抜けている。
谷澤や、井出からポジションを奪うだけの状態には仕上がって来ている。
後は、竹内。目立つシーンは無かったけれども、穴が無い。
キムが成長を見せる中、なかなか出番は無いものの、新監督次第では出番を取り戻す事もあるのでは。
森本は2得点を取ったものの、求められている違いを見せられるプレーが出来ていない。
J2のTGになんだか馴染んで来てしまった。昨秋からずっと感じている、シュートモーションの遅さが改善されないまま時間が過ぎてしまっている。成功確度の低い、ヒールパスの多さも、TGでは特に気になる。
田代は、ミドルシュートの姿勢はいい。
反面、まだ観ている回数が少ないせいか、守備での印象があまりない。
若手では、祥、オナイウ、戸島はこれといった印象無し。
もっと、祥であれば大岩を上回る突破や、攻撃参加。
オナイウであれば、シュートを撃たなければアピールにならない。
戸島は、すっかり器用貧乏な印象。何が出来るのか?スタンドまで伝わるような武器が欲しい。
今日は目ぼしいシュートシーンが無く、FWとしての怖さが感じられなかった。
性格なのか、ミスした後に歯が見えてるようじゃダメ。
サッカー選手として、続けられるかの土俵際。
栗山は、センターバックよりもボランチが向いている気がしてならない。
以前も書いた事があるけれど、サイズがあって、よく声が出るし、パスも悪くない。
ただ、不用意なミスが多く、センターバックで使うのが怖い。
ボランチであれば、特徴が長所として活きるように思うのだけれども。。。
それにしても、 暑かったとはいえ、もっとゴール前のシーンの多い、活きの良い試合が観たかった。
ワールドカップもやってる事だし、影響を受けまくって、もっと思い切り良くプレーしても良いのでは?
試合に入る前の姿勢も含めて、もっとピリっとした練習試合をお願いします。
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>>円陣ダッシュも、山雅はきれいに走って広がる。
>>ジェフはダラッッダラしてて、2人くらいしか走ってない…
一事が万事ってやつですかね…
TGとは言え、締めるトコは締めて欲しいです。