スポナビ 宇都宮さんコラム 前編/後編

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スポナビの宇都宮さんコラム、前編/後編が掲載されました。

現在、J2に低迷するジェフですが、
オシム監督退任以降どんな事があったのかを振り返るのには、良いコラムだと思います。

個人的には、前編を読んだ時に、もう少し突っ込んで低迷の原因について、
フラットな視線で書いて頂ける事を期待していたのですが、
情緒的な部分の理由に字数を割かれていたので、消化不良感が残ってしまいました。

文中から抜粋で、 下記のような分析がありました。

>「J1復帰」に重きを置き過ぎたばかりに、
>強化の方向性が目まぐるしく変わってしまい、
>一貫したビジョンを構築できなかったことであろう。
ぜひ機会があれば、この部分に焦点を当てて、
もう一度宇都宮さんに書いて頂きたいと思います。

また、「ジェフ愛」と言う言葉についても、
江尻コーチや、勇人のように、ジェフの事が好きで戻って来られた人が居た一方で、
ジェフの事が好きで、ジェフに入団したにも関わらず、「一貫したビジョン」が無かった
が為に、本来のポテンシャルを伸ばしきる事が出来ずに、 志半ばでジェフを去らざるを
得なかった選手を多く生んでしまった事も、思い返さないといけないと思います。 

また、ビジョンの欠如に伴う混乱や、低迷が、多くのサポーター離れを生んだ事もです。
 

今年のリーグも佳境になりました。
そうした過去を踏まえ、フロント、強化部の方々には、
数年先を見据えて、揺るぎの無い「一貫したビジョンの構築」を行い、
チームを引っ張って欲しいと思います。

記事中には、「生真面目さ」「チームワーク」「よく走る」が、
古河電工時代からの伝統であるとありました。
これは、ジェフサポが求めるチームの姿とも重なります。

直近3試合、神戸戦、FC東京戦、熊本戦のジェフは、ようやくそれが見えるようになって来ました。
派手では無くとも、地道な積み重ねを大事にして、チームを育てていって欲しいと思います。

千葉が密かに目指すオシム時代への回帰
J2漫遊記2013 ジェフユナイテッド千葉(前編)


「ジェフ愛」を隠そうとしない人々
J2漫遊記2013 ジェフユナイテッド千葉(後編)