問題は 、これを常に出来るかと言うこと 天皇杯3回戦・FC東京戦
- 2013.10.14
- 雑感
久々に最後まで手に汗握る事の出来た試合だった。
よく走っていたし、格上の相手に対して、粘り強い守備でPK戦まで持ち込んだ。
スタンドも含めて、久方ぶりに「戦えた」ゲームだったのではないだろうか。
一歩離れて試合を観れば、監督のコメントにもあったように、東京との間には大きな隔たりがあったと思う。
パス出しの一つ一つを取って見ても、彼らはボールの真芯を蹴ってくる。
パスに込められた意図に連動して、何人もの選手が動き出している。
J2に4年居る内に、肌感覚として忘れかけてしまっているが、J1に居た頃、相手は当たり前のように上手かった。
東京は、この出来でも、必ずしも良くは無かったくらいではないだろうか。
とは言え、そう言うレベルにある相手だったからこそ、ジェフは彼らにつられるように、パフォーマンスを上げて戦った。選手達のモチベーションは高く、最早チームの核となったヤマトを中心に、今季ベストとも言える内容だった。
問題は、このパフォーマンスを常に続けられるかと言う事に尽きる。
つい二週間前には岡山で0-3で負けたチームが、コンディションや、モチベーション一つで、こうもゲーム内容が変わってしまうとするのなら、やっぱり長丁場のJ2は勝ち抜けない。
今日の敢闘に拍手を送りつつ、残り僅かとなったリーグ戦に、今日のゲーム内容を繋げられるか。
常に続けられれば、それは実力となり、出来ないならばマグレでしかない。
これだけのプレーが出来ると見せてしまったのだから、もう手は抜けないぞ。
ジェフの選手達。
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