なかなかアクティブなゲーム。 練習試合 杭州緑城U-21戦
- 2013.07.21
- GAME REPORT 練習見学雑感記
今日のTGは、中国リーグの杭州緑城U-21チームと。
元日本代表の岡田監督が監督を務めるチームですが、岡田監督の姿はありませんでした。
ジェフは、愛媛から帰ったばかりのメンバーが多数先発。
そして、負傷で離れていた10番・兵働がようやく戻って来ました。
-----ナム-----
井出---町田---兵働
----慶--勇人---
隆雅 -大岩--キム--祥
-----大久保----
結果は、1-0でジェフの勝利でした。
愛媛からの長距離移動があったにも関わらす、 先週よりはだいぶ身体が動いていたと思います。
気温もそれほど暑くなく、この時期にしては過ごし易い気候だったのでは。
愛媛からの長距離移動があったにも関わらす、 先週よりはだいぶ身体が動いていたと思います。
気温もそれほど暑くなく、この時期にしては過ごし易い気候だったのでは。
さて、ゲームはと言うと。
兵働、勇人をはじめ、トップメンバーとも言える選手が軸を固めるジェフ。
そこに、ヤマト・ハル・祥と言った、動けるメンバーが脇を固める事で、90分間のほとんどの時間帯で、主導権を持った戦い方が出来ていました。
最初の決定機は6分、ハル・ヤマトのパス交換から、ハルがドリブルで切れ込みながらシュート、セーブされるも、こぼれ球にヤマトが詰めてシュート。惜しくもポスト。
その後、12分には兵働のCKから、キムが頭で合わせて幸先良く先制。
14分、パスが何本か繋がった後、ハルのパスからナムがシュート。キーパーがセーブ。
18分には、ナムが抜け出してGKと1対1の場面を迎えるも、キーパーに当ててしまってゴールならず。今日はこの後もナムのシュートが続くんですが、悉く決まらず。
文字通り「彼の日ではない」ゲームになってしまいました。
22分、ハルが左からシュート。
26分、右クロスから、ナムがヒールでシュートも、勢いなし。
28分、隆雅が左で完全フリーになるも、判断が遅れてクロスを上げられず。
35分、ヤマトから、右の祥へ。右クロスにナムが飛び込むも、合わせきれず。
40分、勇人が右足で強烈なシュートも、GK正面。こぼれ球に兵働が詰めるも、ゴールならず。
こんな感じで、前半はジェフのシュートが11本。杭州緑城U-21が3本。
ここ最近のTGでは珍しく、パス回しが小気味よく決まって、運動量もまずまず。
決定力に難を残したものの、シュートまでいけているのはプラス。
動きの良さを感じるのは、ハルとヤマト。
お互いやり易いのか、この二人でパス交換をするシーンが多く、そこにナムがフィニッシャーとして絡んで、次々に決定機を作っていました。
二人とも、ドリブルとパスの両方の選択肢があるのが強み。
トップでもセットで見てみたいコンビです。
一方、兵働や勇人、慶も負けずに存在感。
勇人と慶のボランチは、やや荒削りな杭州緑城U-21に対して、コースをしっかりと切る守備で対応。前の選手へは、普段よりもタテパスで繋ぐ意識を強くして、ゲームを作っていました。
兵働は、視野の広さとパスの安定度はさすが。
彼から前にパスが入ると、一気に局面が変わります。
運動量の面では、コンディションがまだ上がっていない印象だったものの、復帰戦としてはまずまずの内容だったのでは。
後半に入ると、メンバーチェンジ。
兵働に代わって、戸島が入って、ナムと2トップ。
勇人に代わって、藤本が初めてのボランチに入るという形。
---戸島--ナム---
井出--------町田
----慶--藤本---
隆雅-大岩--キム--祥
-----大久保----
兵働、勇人と、力のある選手が下がって若手に切り替わった事で、後半の出足はややペースダウン。特に藤本は、慣れないポジションである事もあって、やや判断に途惑う場面も。
試合展開。
6分、祥からの右クロスは誰も合わせられず。
前半からそうでしたが、だいぶ祥の右サイドバックが板について来ました。
チームとして、祥の上がりを生かそうとするシーンが、後半を通じて目立つようになります。
7分、ヤマトのシュートはセーブされCKに。
そのCK、藤本のキックから、ヤマトが珍しいヘディングシュート。
入ったかとも思ったものの、僅かにゴールの上。
9分、祥の右クロスから、中のハルが合わせようとするも、シュートできず。
11分、ハルのタテパスから、ナムが抜け出そうとするも、ボールを前に出そうとした一歩目のトラップが大きくなり、ボールはキーパーへ。
13分、ゴール前で戸島→ナム→戸島のパス交換もシュートできず。
18分、藤本のCKからキムのヘディングも、今度は決まらず。
21分、ナムのドリブルシュートはセーブに遭う。
24分にも、ちょっと選手が分からなかったけれど、抜けてシュートと言うシーンがあったけれども、ブロックに遭う。
26分、FKから戸島の頭。こぼれ球を祥が狙うも決められず。
27分、選手交代。キムから栗山。
29分には、珍しく慶の直接FK。スレスレの惜しい軌道だったものの決めきれず。
32分、二枚目の選手交代。慶から、良太に交代。
良太は、そのままボランチに入ります。
33分、藤本がペナルティエリア外から強烈なミドルも、GK正面。
34分、ヤマトのタテパスに抜け出したハルがシュート、一度シュートブロックに遭い、もう一度シュートするも決められず。
38分、良太のパスからヤマトが抜け、シュートを撃つも決められず。
41分過ぎ、ベンチのエジさんから「ナムしっかりやれー!」と有り難い激励。
45分、最後に相手が一発シュートを撃って終了。
後半は、ジェフがシュート11本。相手が2本と言う数字。
文中にも書きましたが、祥が目立ってました。
上がるタイミングが良くなり、周りがそれを使えるようになって来ました。
クロスの思い切りも良くなり、祥からのクロスに、中の選手が合わせようとしている。
爆発的なスピードがある訳じゃないし、クロスの精度もまだまだ。
守備力も、試合に出るためには向上の余地はまだまだあるものの、TG毎に良くなっているのでは。
他の選手では、隆雅は前回よりは適応していたと思うものの、クロスを上げるタイミングの思い切りの良さが無かった。もっと、我を出してアピールして欲しいところ。
藤本は、前回は右MFやったり、今回はボランチと色々やらされています。
CK、FKも任されていたけれども、全般的にスピード不足。
ミドルシュートを思い切り撃った時のように、プレーも思考も速くしていく事で、アピールできると思います。
栗山は、あまり出番が無かったものの、声も出ているしプレーは無難。
竹内とキムが出番を争うのなら、栗山は智と争ってもらいたいところ。
トップで慣らすべき選手だと思うので、早い段階でのベンチ入りを願っています。
今回のTGは点は1点しか入らなかったものの、個々の選手の良さが見える場面が多かったので満足。
次の徳島戦へ今日の
合が繋がる事を期待しています。
次の徳島戦へ今日の
合が繋がる事を期待しています。
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こんにちは。
詳細なレポートありがとうございます。
ただ、ずーっと気になっていたのですが、詳細すぎると思います。
この前他チームの方とお会いすることがあって、お話をしていたとき、相手チームのサポーターのブログは必ず見て試合の対策を練る。と仰っていました。
あまりに書きすぎるとクラブからまた禁止のお達しが出てしまうかもしれませんので、程ほどにされたほうが宜しいかと思います。
J1復帰するためにも私たちも協力しましょう!