悪くても勝ちきる。 第25節・愛媛FC戦

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内容だけ言えば、負けていてもおかしくない試合。
特に前半は、ほとんどシュートも撃てずに相手の攻撃を受け続け、ぐぴおのセーブで何とか凌ぐ展開。

なかなか先制点が奪えず、後半も攻められ続ける中、
徐々に相手の運動量が落ち始めて、ようやくエンジンがかかりだす。

大介のセットプレーから、米倉のヘッドで先制。
相手の戦意を挫くと、焦る相手のウラを衝いてカウンター。
さらに、勇人、大岩、慶と、守りの駒を投入して、反撃の芽を潰して逃げ切り。

ロクにボールもキープできないし、運動量も、シュートも少なく、連動性もあまり無い。
けれど、何故か勝ちきれている6連勝。

「運」で勝てているとは言わないけれども、今ひとつ、力強さを感じない。
観ている側も半信半疑。

J1に上がる為には、とにかく、勝って勝って勝つしかない。
アウェイ2連戦を連勝で乗り切り、来週からホームニ連戦。
相手は4連勝の徳島と難敵ではあるけれども、ガンバに勝った試合がそうだったように、
選手にヤル気を出させるのは、サポーターの役割。

黄色く染まったフクアリで、「強い」と思わせるサッカーで勝って欲しい。
まだ25節。先は長い。今はとにかく一戦一戦、大事に勝利を積み上げ続けていこう。 


※大塚の二本のシュートが惜しかった。
秋元に止められてしまったけれども、際どいところを衝いている。
シュート数を増やせれば、ゴール数も自ずと多くなるはず。
もう一皮の覚醒に期待したい。