収穫は乏しく。 練習試合 関東学院大学戦
- 2013.07.15
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山形から帰宅。午後からは、ユナパでのTGを観戦して来ました。
今日の相手は関東学院大学。今年の関東大学リーグでは、2部で3位の位置につけるチームです。
この日、千葉市は日中は今年最高の暑さでしたが、キックオフの16時頃には雲が出てきて、やや風もあり、幾分過ごし易い気候になっていました。
ジェフのスタメンは以下の通り。
-----ナム-----
井出---町田---藤本
----慶--勇人---
隆雅 -大岩--竹内--祥
-----大久保----
前線は流動的で、2トップと言っても、0トップと言っても良いような布陣。
昨日の山形に帯同していた、ナム、井出 、大岩、慶、勇人、竹内、大久保も先発となりました。
移動の疲れもあったでしょうが、動きが低調なジェフ。
勇人からの横パスが早々に2度ラインを割ってしまうなど、ちぐはぐな感じでスタート。
それでも、6分には右に入った藤本から中央のナムへ山なりのクロスが通り、ダイレクトボレー!
あわや先制か?と言う場面を作るものの、ここはGKの好セーブに遭ってゴールならず。
すると11分、調子の上がらないジェフに関東学院が強烈な一撃を見舞います。
ペナルティエリア手前、中央右からでボールを受けると、左にドリブルしながらジェフのDF2枚を剥がして、GK大久保の逆を付いて、右端へシュート。これが決まって、早々に0-1に。
さらに14分、クリアしようとしたボールが相手に当たり、それが36番の目の前に。
切り替えしてシュートを浴びるものの、枠外で事無きを得るなど、冷や冷やが続く時間帯に。
ジェフも22分。
ボランチの位置まで下がったヤマトから、左の隆雅にボールが出てクロス。
それをナムが中央で押し込もうとするとするなど、攻めはするものの単発。
逆に25分には、遠目から関東学院がシュート。
さらに26分には、不用意なバックパスからピンチを招いてシュートを撃たせてしまうなど相変わらず落ち着きの無い展開。
ジェフは33分に竹内がセットプレーからの流れで上がっていたところへ祥の右クロスが通ってヘディングシュートするも決まらず。
結局前半は、シュート数はジェフが3本。関東学院が6本と言う数字に。
ジェフは、相変わらず声を出している選手が多くなく、トップ同様に細かいミスや、持ち過ぎて相手に詰められるシーンが多く、なかなか主導権を持って戦えません。
後半に入り、まず1枚目の交代。
藤本に代わって戸島が入り、前線は戸島のワントップの後ろに、左から井出、ヤマト、ナムが並ぶ形に。
まずは同点と言うことで、相手の虚を突こうと、セットプレーでクイックリスタートを行うも、連携不足で不発。
受ける側が「えっ!?俺!?」って感じになるのは止めて貰いたい。集中力が途切れ過ぎ。
4分には、 井出の突破で得たFKから右に展開。
祥が右から中にドリブルで切れ込みつつ、中央のヤマトへパスを通すも惜しくも合わせられず。
すると、7分。ようやく同点弾が生まれます。
ペナルティエリア手前中央から戸島が、右を駆け上がる祥へパスを通すと、祥は前方へ切れ込みつつ中央へクロスを上げます。これに戸島が飛び込んで相手を引きつけると、そのウラに上がっていたのは勇人。
冷静に流し込んで、1-1の同点となります。
一気にジェフペースになるかと思いきや、ゲームはどちらにも決め手が無い展開となり、交代で打開を図ります。
ジェフは65分過ぎに、勇人、竹内に代え、栗山と練習生を投入。
76分には、大岩に代えて青木良太。79分には、大久保に代えて碓井。
-----戸島-----
町田---練習生--ナム
---井出--慶----
隆雅 -栗山--良太--祥
-----碓井-----
最終的にメンバーはこのような感じに。
ただし、前線は流動的で、あまりポジションは意味ありません。
交代で打開と言ったものの、あまり大きな変化は起きず、そのまま大きなチャンスは無く試合終了。
シュートシーンと言えば、70分の練習生のクロスからナムのヘディングシュートくらいかな。
新しい戦力の萌芽を観に行ったはずが、もやもやとしたストレスを抱える結果となりました。
大学生を相手にして、相変わらず「コーチングの声の小ささ・少なさ」 「自分が仕掛ける意識不足」の2点は相変わらず解決できず。むしろ大学生の方がやり方が余程整備されていて、スムーズな展開を作っていました。
個々に目を移しても、特筆すべき選手は無し。
移動疲れがあったにせよ、それは理由にならないのでは。
新戦力では、左SBに入った隆雅は、まだチームに慣れていない事もあってか、積極性があまり見えず。
「個」の力でも、爆発的なスピードだとか、質の高いクロスだとか、粘り強い守備だとか、サイドチェンジが出来るイロングキックのセンスだとか、そう言う分かり易い武器は見えないまま。しばらく「個」を主張できるようになるまで、チームに馴染ませないといけない感じ。
疲れ、暑さ、連携不足。色々理由はあるかも知れない。
けれど、プロが大学生相手に後手を踏むのは情けない。
今のトップチームはチャンスだと思う。世代交代の過渡期に差し掛かりつつある。
そこに食い込むのは、分かり易いアピールしかない。
とにかく、一人一人が目立たなくては。
コーチングでも良い、時には独り善がりなドリブルでも良い。
「もっと俺はこう言うプレーが出来るんだッ!」て、 スタンドまで響くようなプレーを待っている。
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日月連戦お疲れさまです。
ピアカイは東南アジアの選手でしょうか?アジア枠も使えるし
ホーム徳島戦は幸運にもジェフシートで観戦できたヴェルディ戦以来参戦しようと思います。