恐れていた敗戦 第16節・長崎戦

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正直、ダメージの大きい敗戦。
何がって、戦前から長崎のサッカーが運動量を主体にした思い切りの良いサッカーだと言うのは分かっていた事。

それに対して、ジェフ。
今季、再三再四、運動量の余りの少なさ、思考の遅さを問題点に挙げていた。
それがものの見事に、敗戦と言う結果に繋がってしまった。

「考えて走るジェフ」と言う遠い昔の自分達の姿を取り戻そうと、
スローガンを掲げ、そう言うサッカーを目指しますといくら説明を受けたところで、
こうして見せられるサッカーが、それと余りに違うのでは、
何を目指しているんですかと再び問い掛けたくなってしまう。

そうしている間に、この長崎のように、昔のジェフを見るかのようなサッカーを繰り出して、
あっという間にジェフを抜き去っていく。

言っている事と、やっている事を同じくしないと、本当に同じ事の繰り返しだ。
監督が、選手が、フロントがどうこうではなく、
「目指しているサッカー」が、もし「考えて走るジェフ」と言われたあの頃の姿なら、
せめて走り負けないチームを作って欲しい。

棒立ちで、バックパスばかりではなく、切り替えを速く、何人もがエリアに飛び込む勇敢なチームを。

時間がかかっても構わない。
走り込みが足りないなら、そこから始めれば良い。

今のジェフに足りないものを、長崎が見せてくれた。
それを認めて、自らを見つめ直す事が、今のジェフには必要だろう。