油断禁物な大勝 第6節・北九州戦

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これまでの鬱憤を晴らすかのような、6得点の大勝。
ケンペス、正直こんなに固め打ちするとは。ビックリしましたわ。

急増布陣で選手は大変だったと思うけれども、
寒い中観に行って良かったと思えるゲームを、久々に見せて貰いました。

運動量もこれまでのゲームの中ではあったし、こぼれ球もよく身体を張って拾えていた。
逆に何で、こう言うベースのところが毎試合同じレベルで続けられないのか。
この一試合が良かったではなく、気を緩ませずに続けて欲しい。

攻撃に関しては、サイドからの崩しで奪った1点目、3点目、6点目が一つの形。
特に、89分のジャイールのゴールでは、あの時間にも関わらずあれだけの長い距離を走って、クロスを上げたヨネ。さらに、ジャイールの後ろに駆け上がって来ていた竹内の動きが秀逸だった。 

「前へ」の意識を持って、
運動量を増やして相手のラインの裏を狙い、
クロスに対して枚数をかける。

その「もうひと頑張り」ができれば、
見えなかった攻撃の形を一つ手に入れる事が出来る。 

「前へ」で、もう一つ。
期待の意味も込めてだけれども、伊藤大介のプレーに不満。
あの時間に出て来て、パスが「後ろへ」の選択肢ばかりだった。
あれじゃ、スタメンは奪えない。

大岩が、キムが先発の間にしっかり準備をして結果を出したのと比べると、
大介の準備不足が際立ってしまう。
もっと泥臭く、我武者羅に、「前へ」の気持ちを持たなくては。

それにしても、まだ7位。
大勝と言っても、勝ち点3は変わらない。
次節戦う19位・群馬とも僅かに勝ち点3の差。

鈴木監督も点差ほどは内容が良くなかったと自覚しているし、
気を引き締めて、次節に臨んで欲しい。