雑感 第39節・湘南ベルマーレ戦

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レギュラーシーズン残り4試合で迎えた湘南戦。
順位は拮抗。ジェフからすれば、蜘蛛の糸のように残された自動昇格に向けて、死に物狂いで相手を叩き潰さねばならなかったゲームだ。

それが何だ?
あの臆病なプレーぶりは。
試合が終わってから、いつもの反省をするのなら、自分でシュートを撃ってみろ。
逃げて逃げて、失点したくなくて。今日の試合のその後を考えながらプレーしてるんじゃない。

ここで開き直れずに、いつ、開き直るんだ?
ここで戦わずに、いつ、戦うんだ?
シーズンは、もう終わるんだぞ?

なのに、撃てるのに、撃たず。
責任逃れをするように、弱気なパスを委ねる姿に、表現のし様が無い怒りが沸いてきた。
残り10分でやれるんなら、最初ッからやれ。

湘南は、少なくとも全員がジェフよりも走り、体を張り、闘志を剥き出しに戦っていた。
技術の差も、経験の差も、この一戦に賭ける気持ちの強さが埋め合わせていた。

何を狙ったゲームだったのだろう?
戦術的には、中央を抜く事が出来ず、ひたすらサイドに逃げるか、後方からのロングボールに終始した。
田中が怪我で不在の右は、ヨネが代わりの役割を果たせずに停滞。
左は左で、特に前半は谷澤にボールが入らず、大分戦前半のような渡辺とのコンビはほとんど無かった。

そもそもシュートまで行かないのだから論外だが、
どうやって点を取るの?って流れが見えない前半の戦いぶり。
なのに、後半頭からの選手交代は無し。

結局点が入ったのは、終盤にオーロイの空爆に切り替えてからだった。

もやもやとした思いだけが残る一戦。
お願いだからもう、開き直ってくれ。
後ろにはゴールは無い。
勝つには、点を獲るしか無いんだ。
シュートを撃って、点を獲らなきゃ、その先はもう無いんだから。