諸々雑感
- 2011.12.18
- 雑感
天皇杯は清水に敗れ、2011年の公式戦は全て終了。
個人的には、観戦歴の中でも一番モチベーションの維持が難しいシーズンでした。
特に、夏の岐阜戦以降、積み上げの無いサッカーを観るのが辛くて。
「魂」が湿ったままに、シーズンを終えてしまいました。
なんで自分はジェフを応援してるのか?
何が好きで、何が面白くて、ジェフを応援してるのか?
根源的な部分に自問自答をする、シーズン後半でした。
ぽっかりと穴が空いてしまったような、「応援する意味」の部分。
強かろうと弱かろうと応援してきた自分の根っこの部分。
なんと言うんですかね。
決して派手なチームではないジェフ。
けれど、地道に努力して、少しずつ積み上げて、いつも変わらなかったもの。
それが、サッカーの内容だったのか、生え抜きの選手で戦う誇りだったのか。
金は無くとも心は錦と言うか。
言葉でなかなか表せない、とにかく、自分の中には確かにあった
「確固たるジェフのイメージ」が、崩れて、ぼんやりとしてしまった。
それが、自分にとっての2011シーズンでした。
来年以降は、その崩れてしまったイメージの欠片を、自分の中で拾い集めて、
また新しいモチベーションを作らないとなぁ、とかそんなことを考えています。
さて。
今日は、10時から「2011シーズン報告会」があります。
クラブがどんな姿勢でこの会に臨むのか、自分はその空気を感じる為に、行こうと思っています。
署名を真摯に受け止めて、サポに必死にこれからのジェフを訴えかけようとするのか。
それとも、署名に促されて、仕方ないな五月蝿いなと思いながら嫌々やるだけなのか。
サポから署名活動とか、そう言う活動が起こるうちは、まだ「魂」の種火が残っていると、クラブは気付くべきだと思っています。その種火があるのなら、それを必死に焚き付けないと。こんな活動すら起こらなくなったら、それほどにクラブがサポからの期待や信頼を失ったのなら、 ジェフは本当に駄目になってしまうでしょう。
一本の営業電話より、無理やりな企画より、何がサポの気持ちを熱くするのか、クラブは気付くべきだと思います。サッカーが持つ熱さに、あのスタジアムの熱狂に、クラブに脈々と流れる伝統に、サポは魅力を感じ、スタジアムに足を運ぶんです。
10年前、姉崎の駐車場で深夜まで討論した出来事がありました。
ジェフが無くなってしまうのではないか、そんな危機感から、サポもクラブも必死だったし、腹に溜まっているものを全部ぶちまけて議論を尽くしました。翌シーズンに向けて、何が決まった訳じゃないけど、クラブの覚悟だけはハッキリと聴けた。
だから、来季こそ頑張ろうと、サポも覚悟が出来た。
今、ジェフは、その再現をすべきだったんじゃないか。そうして欲しかった。
拙い言葉でも、悲痛な叫びのようなものでも、サポの一人一人の顔を見て、言葉を交わし、それを感じ、来季への何かを感じとって欲しかった。
「報告会」では、限られた時間の中で、クラブがサポの種火を焚き付けてくれることを願います。
だけど、本当に難しいと思います。一時間と言う時間の短さ。討論が無い開催方式。
どれだけのサポの心を来季へ繋ぎ止められるか。
本当に大事な一時間になります。
しっかりと今季を総括して、
そして、「応援したい」と思わせるクラブの未来を、どうか熱い言葉と共に垣間見させてください。
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