JFL後期第7節 町田vs長崎
- 2011.09.11
- 雑感
本日は、JFL長崎に期限付き移籍中の元ジェフの野本選手を応援に、町田まで遠征。
岡山時代は、ジェフと同じカテゴリになってしまった為、応援する機会が無かったのだけれども、久々の観戦となりました。
全く関係の無い試合になると、色々普段は見えないものが見えてくるもの。
3,000人ちょっとの観客でも、フクアリよりも盛り上がるウェルカムステージ的なライヴや、なかなか充実した屋台村。その一角で、長野パルセイロの為にスタジアム建設署名を集める町田サポの姿を見かけたり、こじんまりとしながらも、一人一人がスタジアムに来る事をそれぞれに楽しんでいる様子が、ある意味新鮮でした。
試合も、町田も長崎も力の入った応援。
遠路はるばるやってきた長崎サポのスタンドからの野太い声に、手を振って応えるご贔屓の選手の姿。バックスタンドからメインスタンドまで、一体になってタオマフを振る町田の力強い応援。両軍とも、この人数でこんなに声が出るんだと驚くほど、熱が入っていました。
試合の方は、ホームの町田が序盤から積極的に仕掛け、 順位で上回る長崎を押し込む展開。
町田は前半、10番・ディミッチの左サイドからの技ありのシュートで先制。
長崎はチャンスはあるものの、精度を欠いて得点を奪えず、後半へ。
迎えた後半、長崎はCBに野本を途中投入して、守りを安定させて立て直そうとするも、ホームの歓声に後を押された町田の猛攻を食い止め切れず、更に2点を失って3-0で町田の勝利と言う結果でした。
長崎もチャンスはあったものの、町田のディフェンスが身体を張ってシュートコースを塞ぎ、さらに元柏のGK吉田がファインセーブを連発して、失点を許さず。長崎のGK近藤もPKストップを魅せるなど奮闘したものの、及ばずでした。
ベンチスタートだった野本選手。
割合早い時間帯からピッチに立てたものの、なかなかゲームの流れを掴めず、彼の責ではないとは言え、出場後に二点を失ったのは不本意だったはず。今後の巻き返しに期待をしたいと思います。
久々にみたプレーは、良い意味で大人びた落ち着きがありました。声も良く出ていたし、これからきっと、終盤戦の長崎の力になってくれることと思います。
姉崎の練習場が出来た年に入団した彼も、チームを転々とし、それでも堅実なプレーを磨いてキャリアを積み重ねて来ました。ごく短期で現役を終える選手も多い中、こうして元気なプレーを見せ続けてくれることは、いちファンとして、とても嬉しく思います。円熟味を増すプレーで、キャリアでもう一花も二花も咲かせて欲しいものです。
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