工夫が欲しい。~第25節・富山戦~

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第25節・富山戦は、0-0の引き分け。

 前二節の内容を見れば、難しいゲームにはなると思っていた。

久々のホームゲーム。選手達は、0-4に終わった前節の惨敗を振り払おうと、戦う姿勢は見せたと思う。
しかし、結果は出なかった。

二試合無得点に終わっている。なかなか内容に変化は無い。
ここ数試合に限った話では無いけれども、敵陣を突破する為の工夫に乏しい。

特に昔よく言われた、「追い越す動き」・・・味方をフォローする動き、
スペースを作る為の「フリーランニング」、
この二つは、決定的に乏しい。
連動して崩すシーンが少なく、いつも真正面から相手のディフェンスにぶつかっている。

スピードに自信のあるだろう、林・深井・孝太・太田も、囲まれてしまえばなかなか突破は難しい。そんなシーンで、ボールはいつも後ろに戻されるばかりだ。前のスペースに走りこんで、ディフェンスの気を引くなり、パスコースを作るなり、ボールを持った周囲の選手に、そう言う動きが少ない。

「こんな時、どうやって突破する?」
6~7年前に、勇人や坂本は、そんな練習ばかりをやっていたはず。

やるサッカーは変わっても、局面を打開する術には変わらないものもあるはず。
選手自身、今の状況をもどかしくも思っているだろう。
変えられるのは、ピッチの中の選手だけ。

もっと考えろ。頭が痛くなるほど、考えながら走るんだ。
今日のマッチデーカードを見ていたら、ふと、そんな言葉が頭をよぎった。