【練習試合】水戸戦・第ニ試合 米倉は好調をキープ

【練習試合】水戸戦・第ニ試合 米倉は好調をキープ

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↑写真は展示されていた、チャリティーグッズ:勇人のスパイク。
自分は、1試合目と2試合目の間に義援金を募金。
(ちなみに、青木良太のスパイクが当たった人と1番違いでした。。。)

抽選会には、1,300口以上の参加があり、盛況。
ユニフォームは、ジェフの選手と水戸の選手両方のサイン入りと言う珍しいものでした。選手も口々に話していましたが、今回の震災では、これからも「継続的」な支援が必要になると思います。

さて、続いて2試合目。
ユナパはますますサポの数が収拾つかないくらい多くなってきた。
いくら、リーグ戦が止まっていて、みんな試合に餓えてるといっても、姉崎だったら、ここまで人は集まらなかっただろう。ユナパ効果か。。。

さて、メンバーは大幅に変更。
今度は、トップ組らしいメンバー。 
オーロイ、ゲッセルの長身コンビも登場。中断前には無かったちょっとした変化が。。。 


◇2試合目 14:00試合開始 90分 スコア 1-0(1-0、0-0)

<スタメン>
GK:岡本、左SB:良太、CB:ゲッセル、竹内、右SB:山口、
ボランチ:勇人、大介、左MF:深井、OMF:米倉、右MF:ラム、FW:オーロイ

<交代>
後半37分 ラム→42番(ユース?)

<得点>
前半03分 米倉・右足(オーロイのヘッドからボールを受け、抜けてSH)

<前半:1-0>
千葉 SH05、CK03、FK05、GK00、PK00、OFF01
水戸 SH00、CK00、FK05、GK05、PK00、OFF00

<後半:0-0>
千葉 SH03、CK01、FK07、GK05、PK00、OFF00
水戸 SH08、CK04、FK04、GK01、PK00、OFF01 

「ちょっとした変化」と言うのは、ゲッセルの位置。CBに入ってる。
これまで、ディフェンスラインには「高さ」が無かったから、これは面白い取り組み。もし、彼がここをこなせるなら、ミリガンをボランチで使うと言う選択肢も出てくる。要注目の起用だ。

そして、注目はと言えば、北九州戦で期待外れだったラムのプレー。
何が出来るから、10番を着けているのか?
ハースのように時間と共にそれを証明してくれれば良いんだが。。。

さて。ゲームに入ると、1本目よりテンポが速い。
動ける選手・・・勇人、大介、米倉、深井あたりが、水戸に対して先手を取る動きの速さを見せる。そして、3分には、オーロイのポストプレーから米倉が抜け出し、あっさりと先制。おお、これは期待できるのか?と思わせたものの。その後、自分のメモ帳には、目立ったプレーの記録はほとんど無い。

安易に、オーロイに放り込むボールも精度を欠いて、オーロイまで届かず。可能性を感じるのは、米倉がボールを持ったときと、勇人にボールが入って周囲とパスが繋がった時くらい。他の選手は、いまいち。

前半、ちょうど目の前でラムの仕掛けが見えるような位置に居たのだけれども、正直今日も、ほとんど期待を持たせるようなプレーが無かった。ドリブルも、クロスも、パスの精度も、ごくごく平凡なプレーぶりで、局面を彼の力で打開できたシーンが無い。後半、バー直撃のシュートが一本あったけど・・・ちょっとやばいぞ、これは。1本目の太田のほうが余程いい。

それ以外の選手たちも、有機的に連動しているシーンが少ない。
勇人や米倉の飛び出し、大介や深井のドリブル、それぞれの単発の仕掛けはある、でも、それが繋がらない。オーロイも、今日は競り負けたり、ボールが合わなかったりで、起点になりきれない。
どうにも、「こういうサッカーがしたい」と言う姿が見えてこない、もどかしい時間が過ぎていった。

後半も、同じような様子で時間が過ぎていく。
1本目もそうだったが、セットプレーでも、なかなかチャンスにならない。オーロイにシンプルに合わせたら良いと思うのだが、その精度が無い。3本立て続けにCKと言うシーンがあったけれども、一回もシュートに至らなかった。

そうこうしている内に、前半はすっかり抑え込まれていた水戸が息を吹き返し、後半は積極果敢なシュートを遠目からでも撃ってくるので、かなり冷や冷やさせられる。
ゲッセルも形が出来ている時は良いのだが、1対1で振り切られてミドルシュートを許すシーンもあり、どっしりとした安定感を感じることが出来た訳ではなかった。

停滞ムードが変わったのは、後半の37分。
ラムに代わって、1本目も交代出場したユースの佐藤祥が右MFに入ると、1本目同様に、彼が積極果敢に仕掛けてチャンスを作る。交代直後、彼の突破から、オーロイ→深井と繋がった決定的なシュートは、深井が浮かせて点にならなかったものの、久々に歓声が上がったシーンだった。

試合は、そのまま1-0で終了。
震災のチャリティーも兼ねていたとは言え、キャンプ疲れがあるだろうとは言え・・・リーグ戦を二週間後に控えた現在の出来としては、いまいちの出来。もっと、水戸のように、「俺が」と言う積極性が観たかったけれども・・・何となく練習試合を終えてしまったような気がしてならない。

ドワイト監督にしっかりと手綱を締めてもらいたいところだ。
怪我人も戻ってきたし、外国籍勢も、きっと色々不安もありながらも、チームに留まってくれている。仕切りなおしになる、FC東京戦にピークを持ってきて、そこで結果を出して欲しい。

まだまだ、こんなものじゃない。
二週間後のフクアリでは、結果で我々を熱狂させてくれると信じている。

<選手短評>

岡本・・・花粉症が辛そうだが、無難。コーチングは、もっと具体的に。
良太・・・彼も無難。攻め上がりが少なかった。
ゲッセル・・・「高さ」を守備で活かすシーンが好くなかった。ちょこまかと動き回る活きのイイせんしゅが相手だと厳しい。やっぱり年齢か。。。
竹内・・・守備は安定。タイミングよくボールを奪って前に出るシーンもあり、噛み合ってくれば、攻めにも厚みを加えそう。
山口・・・少しポジションが前目。その裏を狙われるシーンがあった。
勇人・・・チームの心臓。勇人にボールが入ると落ち着く。
大介・・・動きは悪くないが、守備で存在感が小さかった。その分、もっと攻撃に絡んで欲しい。機動力は貴重。
深井・・・持ち味を活かせていない。もおっと周りが上手く使わないと。
ラム・・・見せ場無し。ドリブルも、クロスも、中途半端で平凡。
米倉・・・得点の可能性を唯一感じる。抜け出る意識が強くなった。
オーロイ・・・ボールが来なくて、フラストレーションの溜まるゲーム。

(交代)佐藤祥・・・短い時間だったが、最初の突破でラム以上のインパクト。

水戸の出場選手は、水戸の公式サイトで確認を。