ちくしょう -第36節・草津戦-
- 2010.11.24
- GAME REPORT 雑感
福岡が勝利し、勝たなければ先が無い試合。
これだけ絶望的な状況でも、これだけのサポが前橋まで駆けつける。
一昔前とは違い、かなりサポーターも増えてきた。
だが、その意味を、選手はどれだけ感じて戦っていたのだろうか。
36節を経て、目の前で戦うジェフからは、一体どんなサッカーをやりたいのかも見えなければ、陽炎の立つような闘志も感じられなかった。時間が過ぎていき、タイムアップの笛が鳴り。こんなにも簡単に負けてしまうのかと、落胆と疲れが、身体に襲ってきた。
周りを見ると、声も無くタオマフで顔を押える女性、力なくベンチに座り込む人、呆然とピッチを見る人、なんとも言えない空気だった。耳がツーンとするような感じがして、どんな音がしていたのか、思い出せない。
やがて、選手がスタンドに頭を下げに来た。
泣いている選手、何かを堪えるような選手、慰めるスタッフ。
ブーイングもなく。
「顔を上げろ」
「これからだ」
そんな叫び声が、かろうじて耳に残っている。
全力を、このクラブは尽くしたのだろうか。
その疑問が、頭から離れない。こうなることは、今年の春に十分予想できたし、まだ途中で修正も出来たはずだ。
そして、選手達もまた、全力だったのだろうか。昔を知る選手達は、オシム監督に教わったのは、ピッチ内外で自ら考え、動くと言う事ではなかったのか。立派な監督に頼りきると言うことではなく。
とにかく、全てが足りなかった。
クラブとして、昇格を決めた3クラブに、力及ばなかった。
昨年の降格でも、散々に叫ばれた事だが、その原因に本当の意味で向き合わなくては、その先も何も無い。
まだ2試合ある。
愛媛も行く。
だけれども今は、しばらく眠りたい気分だ。
ちくしょう。
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昨日はお疲れ様でした。
私も参戦しました。
今季を象徴するアウェイでの弱さ。
学習能力がないというかなんというか・・・
選手の覇気も以前にくらべると殆どなく。
さすがにシーズン終了から来季が始まるまでの間、とてつもない寒い日々が始まりそうです。
どの選手が悪いとかはいえません。全員の気持ちがどこか遠くに離れてしまっているような気がして。
まず1のコンセプトをぶれずに確立し、かつチームスタイルの幅を広げ臨機応変に戦える集団へ。
こうなることを私は望んでいますし、そのためにフロントへ訴える機会があれば、今年私が「学習した」ことを訴えたいと思います。
ruinさん。
もう一度フロントへ何かしらの行動を起こしませんか?
是非協力させていただきたいです。
アウェイとはいえ来期のチームの未来を決定づけた試合の試合後のあいさつにフロントが誰一人出て来なかったのが、今のチームの状況を端的に現しているように感じました。
一部新聞では、来期に向けた社長やTDのコメントが出ているようどすが、結局監督の首をすげ替えるだけで終わるんですかね。
こんばんはruinさん。
草津戦お疲れ様でした。
監督退任問題などの影響か分かりませんが、戦う意志が無い選手が沢山いました。負けた事以上に悲しかったです。
去年からずっとそうですが、自分達で招いた結果なのに、そのプレッシャーに勝てないどころか戦う気が無い選手がいる。
アウェー水戸戦に負けた時、「サポーターがブーイングしたのは試合に負けたからではなく、戦う気持ちが見えないからブーイングしたんだ。そんな選手は二度と出さないでくれ」とクラブにメールしました。
選手が戦えないのは、クラブ全体の問題なのかも知れませんが、プロなんだから周りは関係なく自分が戦うのが当然。
これからもジェフを応援していきますが、本当に昇格したい選手だけで来年はやりたいです。
あと2試合選手の意地がみたいですね。