江尻監督退任

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昇格圏内の千葉に衝撃!江尻監督、今季限りで退任(スポニチ)

スポニチに今季限りで江尻監督退任の記事が載った。

仮に事実だとすれば残念だ。

クラブが掲げた今季の目標を考えれば、こういう結論になる事も容易に想像は出来た。監督自身の力不足もあっただろう。しかし、それにしても昨年の就任の経緯を考えると、フロントの判断の甘さによって、江尻監督もまた犠牲になったように思えてならない。

現実問題、この成績では続投が難しい状況でもある事は事実。

フロントとしても、苦渋の決断である事は想像に難く無い。結果さえ出て居れば、こんな事にはならなかった。なぜ結果が出なかったのか?そこを突き詰める事が重要になる。

現状は、監督の指導力だけの問題ではなく、フロント、選手、そしてジェフという組織の問題が引き起こしている。これまでも度々書いている通り、監督の任を解くことが、現状への不満への、ただのガス抜き、スケープゴートになり、過程や原因が省みられない事があってはならない。

そして、後を任せる人物はさらに重要だ。

今季が始まる前、ジェフがどういうサッカーを作ろうとしたのか、今季積み上げたものを「その先」に繋げられる人材なのか、指針にぶれは無いのか。それを熟考した上で、選任されなければならない。

新しい監督のサッカーが、今季とあまりにかけ離れていたとしたら。

もう、このクラブに「指針」を求めるのは、絶望的に思えてしまう。

スポニチによれば、江尻監督の退任は今日にも発表だと言う。

この結果を招いたのは、現場を戦う選手の責任でもある。工藤主将以下選手全員は、残り4試合にサッカー人生を賭け、戦って欲しい。江尻監督は間違いなく、ジェフの事を愛している。このメンバーで昇格できるとも信じている。その無念は察して余りある。
だからこそ、選手は応えなくてはならない。
だから我々も、最後まで信じて戦い抜こう。

追記14:00 公式にリリースが来ました。

江尻篤彦監督 今シーズン限りでの退任について
無念。残り4試合、全部行くから。最後まで戦い抜こう、エジさん。

wiki : ドワイト・ローデヴェーヘス