三木社長よ、表に出ろ。

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昨日の甲府戦のスタンドを、フロントはどのように捉えただろうか。
J1昇格を賭けた大一番にも関わらず、空席の目立つスタンドを。
付け焼刃のキャンペーンで盛り上げを図ろうと、観る側は空気に敏感だ。
これが、今のクラブへの期待感なんだ。

クラブスタッフ一人一人が、苦境を打破しようともがいているとは思う。

三木社長、神戸TDもまたしかりだろう。
特に経営の面で、サポには知る由も無い(知らなくて構わない)事情を抱えてもいるのだろう。もう11月だ。来季に向けて、貴方達が水面下で動いているのも多少は耳にしている。何もやっていないとは言わない。
しかし、大事なのは今だ。
それなのに、顔も見えなければ、声も聞こえて来ない。
ノルマとして自ら掲げた6敗を過ぎ、既に9敗目。11月を待たずにJ1復帰は風前の灯火となり、ホームで甲府に凱歌を響かせられても、彼らがやるのは、早めにスタンドの灯を落とすくらいなものだ。

今、何よりも必要なのは、責任ある立場の人間の声だ。

いま、クラブが何を考え、何を問題と捉えているのか。
それすらも伝わって来ないようでは、我々は何を信じ、応援すれば良いのか分からない。

2ちゃんねるのカキコミを読んでるとサポコミでアピールするくらいなら、スタジアムで声を枯らすサポの前で、自分の考えをハッキリと述べるべきだ。三木社長。

今季の残り6試合、そして来季に向けて、サポの心を繋げるかはトップの考えにかかっている。現場にも責任はある。しかし、このまま、現場だけに責任を覆い被せて選手、スタッフの首を切り、今季の反省をウヤムヤにするようであれば、フクアリは遠からず小豆色のスタンドを晒す事になるだろう。

7月に神戸TDと島田取締役には言ったはずだ。

底の見えない低迷に、サポの心は、確実にジェフに対する「無関心」に近づきつつある。

それでも構わないと言うのなら、自分から申し上げる事は何も無い。

ジェフと言うクラブの「価値」を維持できるか、フクアリを“かつての”臨海のようにしてしまわないか、スタンドを黄色のまま未来に繋げるかは、貴方達の言葉と行動にかかっている。
共に戦う気持ちを、持ち続けられるか否か。
信念があるなら、浴びせかけられる罵声を自らの魂ある言葉で弾き返してみせろ。 
今この時が貴方達の正念場だ。