敗戦の原因は、金曜日のエルゴラに載っていた

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三ツ沢からの帰路の車内です。
気持ちが熱いうちに。

敗因は、相手の『ジェフ対策』を破る方法が用意されていない事に尽きる。
今年、何度この負け方を観て来たか。最近では岐阜戦そっくり。

ジェフの強みは、中盤。
そこを飛ばされると、何も出来なくなる。
金曜日のエルゴラで、敵将・岸野監督が「札幌のような戦いをしたい」と完敗したホームの試合を指していたが、それが分かっていて「いなす」事すら出来なかった。

相手が対策を練った布陣の中に、無策で突っ込むなど、自殺行為でしかない。
戦国時代、『長篠の戦い』で柵の後ろで三段構えに鉄砲を構える織田の軍勢に、武田騎馬軍団が突っ込んで行くようなものだ。

試合なのだから、常には勝て無いのはわかる。
しかし、同じような敗けを繰り返すのは、原因があるはずだ。なぜ、同じ事を繰り返しているのか?その答えを出すには、ひたすらに自らのやり方を練習して高めるだけではなく、相手を見極める戦い方が出来なくては、勝利は遠い。戦いは、ピッチの中だけでなく、戦う前の分析も含めた裏のかき合いなのだから。何も分析していないとは言わないが、分析の結果がプレーに表現されていない。

江尻さんは、正直、ピュア過ぎる。
素人でも先が読めてしまう事が往々にしてある。

選手も「頑張っている」のは分かるが、状況の変化に対し柔軟性が欲しいところだ。
「ああこう来たか、ならばこうだ」と言う考え方の変化が、対応力が無い。
きっと、戦いながら流れが悪いのは感じてるはず。その時、どうするかが、選手の力と言うものだ。

・・・それにしても。 この大声援が報われないのは虚しい。
処置無しだ。一昨年の大宮とのアウェイのよう。

残り7試合。
勝つしかない。

同時に今季を総括する時期にも差し掛かりつつある。掲げた目標の敗け数からは既に2つオーバーした。今季が終わってからでは遅い。『何故』この苦境に追い込まれたのか。原因と向き合わなくては。

一度抜けた釜の底は、どこまでも深い。
まだ、可能性は残っている。意地でも、今年で上に戻らなくては。