グルノーブル祖母井代表の辞任
- 2010.09.29
- 雑感
<日刊スポーツ>
フランスリーグ・グルノーブルの代表を務めていた祖母井氏が辞任した。
最初に書いておくけれども、自分は祖母井元GMを手放しで評価はしていない。
過去、予算の少ないチームの中にあって、長期的な強化計画を立て、自らの人脈を駆使して経験ある監督を欧州から招き、クラブに2度のナビスコ杯をもたらした事は、素晴らしい実績だ。
しかし、一方でいちサポーターとしての自分は、彼をどうしても完全には好きになれない。
もう何年も経つが、未だに下川や永輔への戦力外通告のやり方など、時に人間味を感じないほどドライすぎる判断を下す事があった。ジェフを離れた後に出した著書「祖母力」の内容も、あえて表に出す必要があったのか、疑問に思う事がある。
ただ、芯の通った人である事は確かだし、サッカーに対して精通している事も確か。
彼がチームを離れた後の、ジェフの迷走を見るにつけ、彼がジェフに居た頃には分からなかった「彼がクラブの中で何を担っていたか」が、見えてきた事もまた確かだった。
そして、今のジェフに足りないのは、彼のようにクラブ全体を俯瞰して、クラブが進むべき方向を定め、全体を引っ張る力であるとも思う。
彼がチームを離れる時、グルノーブルへ行く事は新たな挑戦だと話されていた。
その経験を経て、もし彼が今のジェフに居たならば、フクアリ、ユナパと言う新しい環境の中で、どう言った絵図を描くのかと想像すると、とても興味深い。
もしも今、招聘が叶うのであれば、祖母井氏に期待したいのは、社長が誰であっても、強化責任者が誰であっても、「ジェフとしての指針」がブレない組織作りだ。
果たして祖母井氏が今、どう言う思いでいるかは分からないが、今後10年のジェフのために、三木社長は招聘に動いてくれないかと思う。
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確かに祖母井さんがいなくなって
没落が始まりました
ですが今のこの状況
祖母井さんの招聘をもって
対応しようとするなら
祖母井さんが再度去る時
また同じことが起こるでしょう
本当に未来を見つめるなら
今ジェフにいる私達が
自分で成功を掴み取るための哲学を
発見するために努力することが
大切だと思います
はじめまして。
いつも拝見させて頂いてます。
祖母井さんの招聘について賛成です。
理由として、これから先クラブが進もうとしてるビジョンが全く見えないからです。
場当たり的な対応や発言を幾度となく繰り返すフロント。
このクラブは一体何処へ向かおうとしてるのか?
中長期的なビジョンが見えず不安しかありません。
以前、神戸TDは『私はGMではない』発言をされてたとありましたが、現在のGM職は実質的に誰が担当してるのでしょうか?
GM職の所在が不明確であるのなら、尚更祖母井さんに戻って来て欲しいと願うばかりです。