サポーターは新しいヒーローの登場を求めている
- 2010.09.27
- 雑感
昨日の一戦では、青木孝太が2ゴール。
これで、シーズン通算得点を5に伸ばした。2つのゴールはいずれも素晴らしいもので、彼らしい「思い切りの良さ」と「テクニカルさ」が表現されたゴールだった。
そして、ゴールシーンでの直接の絡みは無かったが、初先発した伊藤大介とのコンビネーションも良く、また、大介自身の思い切りの良さと、局面局面での粘り強さもあって、2人が再三好機に絡んでいた。
年齢を考えれば、彼をして「若手」と呼ぶには語弊があるかもしれない。だが、若い力の躍動は、チームに停滞感が漂う中で、サポーターに一筋の光明を与えていた。
昇格争いが激しさを増す中、ライバルチームで輝く若手の姿を見るたび、その姿は眩しく映っていたものだ。そして、若手の活躍に触発され、奮起するベテラン選手の姿があった。
ジェフも、序盤戦では、倉田を筆頭に、米倉、孝太の日替わりの活躍があった。
しかし、夏場以降は、怪我やコンディション不良もあって、なかなか目立った活躍を目にする事が出来なかった。しかし、ここに来て、再び若手の輝きが見られるようになった。それは、クラブにとって大きな財産だ。
これから先の10試合。
イエローカードの累積で、これまでの主力が出られない試合も多くあるだろう。そうした苦境を、むしろチャンスに変えて、若手がより強い輝きを放って欲しいと思う。
たしかにジェフは、数年前に素晴らしい時代があった。
しかし、その時代を担った選手達の時代はもう終わった。これからの新しい時代を担うのは、孝太や大介のような若い選手であり、彼らが活躍する事で、サポーターは過去に捉われずに新しい未来へと眼を向ける事が出来る。
若い彼らの事、10試合を駆け抜ける事など造作も無いだろう。
サポーターの期待以上の実力を見せ付けて、昇格への光となって欲しい。
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