クラブの指針が乱れ続けた結果
- 2010.08.18
- JEFUNITED News
「2009年度Jクラブ情報開示資料」が発表になりました。
こう言う資料は、単年で読んでも中々読みきれないので、ここ6年間の状況をまとめてみました(下記のGIF画像が切れてしまう人は、PDFで)。
改めて書くまでも無いですが、オシム監督を淀川社長が放出し、それに憤った祖母井GMがクラブを離れてからと言うもの、クラブの指針は一向に定まらず、成績も経営もガタガタになって行く様が、ありありと分かります。
その時々で、フロントの方々も頑張ってはいるのでしょう。その努力を認めない訳ではありませんが、Jリーグは競争相手のある戦いです。順位においても、経営においても数字はとても正直です。
シーズン始めに声高に指針を叫んでも、強化責任者すらも猫の目のようにすげ代える状況では、それが定まる訳もありません。もがきにもがき続けて、選手の獲得と放出、監督の交代を繰り返して、資金を結果的に失い、その過程で多くの人材と、サポーターの信頼を失い、現在に至っています。
ここ数回の記事でも触れていますが、この状況から脱却するには、ジェフがクラブとして「一個の自我」を持つ必要があると考えています。
それは、親会社に過度に左右されず、社長の交代云々でクラブの指針がぶれる事無く、強化責任と経営責任の権力の分立がされた、足腰のしっかりしたサッカークラブとなると言う意味です。それが、私の理想の姿でもあります。
その為に、サポーターの立場からどう声を挙げる事が出来るのか?
この資料も一つの材料として、もう少し自分なりの分析を行って行きたいと考えています。
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成績とは裏腹に、入場料収入が5年間連続して伸びているのは素晴らしいですね。
なんのかんの言っても、心配してくれるサポが増えていることではないでしょうか。
着実にジェフは地域に根をおろしてきています。