昨日の試合後
- 2010.07.19
- JEFUNITED News 雑感
札幌戦の後、ユナパに居残りをしてフロント(島田さん、神戸さん)とお話をしたので、その事について書きたいと思います。
いちサポーターの意見、感想とした上で読んで貰えれば幸いです。
0-3と言う結果を受け、今日と言う日にこそ「危機感」をクラブと共有しなくてはならない。そう考え、居残りと言う選択肢を採ったのは、昨年までの事があったからでした。
昨年は、6月の時点で降格の危機を迎えていました。サポーターの目から見て、心配な点が多く、それを率直にクラブに伝えました。クラブはその時、選手も監督も(ミラー監督)も一丸であるから、信じて応援して欲しい。降格しない為に、補強もする。そう答えられました。
しかし、実際には内部は一丸ではなく、ミラー監督は補強がまとまる前に更迭され、当時の現場担当の昼田氏も更迭される事態となり、チームはまとまりを欠いたままに最下位降格となりました。
そうした昨年の苦い思いがあるからこそ、今このタイミングでチームを質さねばならない。そう考え、ユナパへと向かいました。
スタジアムに残らなかったのは、過去、チームからスタジアムは市の所有物であり迷惑がかかるという指摘も受けていましたので、そうした問題を起こさないようにする為です。
ビッグフラッグなどの応援用具を片付けてから、ユナパに向かいました。
ユナパ前に残ったのは100人ほどでしょうか。
報道ではバスを止めたと言う書き方をしていたものもありますが、事実ではありません。バスをフクアリから出さなかったのは、あくまでクラブ側の判断です。集まったサポからは、逆に選手には用事は無いから早く帰宅させてやって欲しいと、再三スタッフへ伝えられていました。その事は無線を通じてフクアリにも伝わっていたはずです。
結局、バスが着いたのは、0時過ぎでしたが、サポはバスに声をかける事もなく無言で見送りました。
時間が経てば自然に解散すると思っていたのでしょうか。しかし、集まったサポは減るどころか増えていました。ようやく話し合いが出来たのは、試合終了から3時間半ほどが過ぎ、0時半前になってからでした。
対応されたのは、島田さんと神戸さん。三木社長は、体調不良との事でした。
長々と待った事で、ストレスが溜まっていた事もあるでしょう。
特に最初のうちは、議論と言うよりは対応を非難するやりとりが続きましたが、徐々に本来議論をしたかった内容へと、話がクールダウンをして行きました。
そのうち、いくつかのやり取りを抜粋します。
言い回し、口調などは実際とは異なりますのでご了承下さい。
「」サポ
『』神戸TD
「現状の成績をどのように捉えているのか?」
『十分なものだとは考えていない』
「優勝を狙えると考えているのか」
『現状ではかなり難しくなったと考えている』
「問題点は何だと考えているか」
『(今日の試合に限れば)セットプレーで守れなかった事。攻めながらも点を奪えなかった事。問題点は、分析して改善する。』
「補強が必要ではないのか」
『必要と判断すれば動く。選手枠、予算との兼ね合いもある。』
「外国籍選手を4人使わずに、現在の成績になっている事については?」
『このメンバーで十分やれると考えている。外国籍選手が日本人選手より良いとは限らない。あなた方も、外国籍選手よりも日本人選手が活躍した方が、応援のし甲斐があると思わないか?』
「要は結果。J1に上がれなければ元も子も無い。外国籍選手だから、応援をしないといった事も無い。」
『獲得にはお金もかかる。中途半端な外国籍選手を獲得しても仕方が無い。』
「予算が少なくても、チームにフィットする選手を獲得するのが貴方の仕事ではないのか」
時間が、1時になり1時半になり、サポの中にも体調の優れない人が出て来ます。
議論をしていて、私自身が感じたのは、過去の祖母井さんや昼田さんと違って、「自分がジェフをこう言うチームにしたい」と言う部分が神戸さんの言葉からはなかなか伝わって来ないこと。
客観的な事実を淡々と答えるのではなく、もっと神戸さんなりのジェフに対する思いを、集まったサポに対して腹を割って話して欲しかった。
それが無いから、皆なかなか納得せず、「この人にチームを任せて大丈夫なのだろうか?」と言う不安の部分を大きくしてしまったのではないかと思う。
集まったサポは、古参のメンバーも多く、クラブが話せることと話せない事があるのは、十分に分かっていました。上っ面で話されても、心に響かない。ガス抜きをしたいのではなく、本当にジェフの事を心配しているから、この危機感をクラブにもっと分かって欲しかった。
結局、話し合いは2時過ぎまで続きました。
だが、拍手や握手で終えられるような、そう言う場にはならなかった。
それが残念でした。
最後にサポから、とにかくこの危機感を共有し、結果を残して我々を安心させて欲しい。
また、現状が十分で無いのならば、J1に上がる為に、移籍ウィンドウ(8/13まで)に、何らかの動きを見せて欲しい。
そして、この危機感の共有を、クラブからサポに向けて発信して欲しい。
そう伝えて終了しました。
対応された島田さん、神戸さん、そしてスタッフの方には感謝しますが、歯痒い話し合いでした。再三口にされていた「信じてくれ」と言う言葉には、その言葉を信じる為に必要なものがある。客観的に分かる動きであったり、この人ならば大丈夫だと納得させるものが無ければ、口先だけになってしまう。
最後に、古参サポの戯言と聞いて下さい。
J開幕以来、ずっと苦しい時代が続き、ようやくナビスコを獲れるまで強くなったかと思えば、最大の功労者をいとも簡単に代表のスケープゴートの為に放出し、そしてこの4年間、坂道を転げるようにJ2にまで転落した。
このクラブのフロントは、いつまで「まだ」と言う言葉を使い続けるのだろう。
私にとっては「もう」「とっくに」耐え切れないような状況であるのに。
クラブは、悪い意味で何も変わっていない。
社名を「ジェフユナイテッド株式会社」にしたのだから、その名に恥じぬよう、団結力の強いチームであって欲しい。
自分には応援する事しか出来ない。
神戸さん、島田さん、貴方達にしか出来ない事をして、ジェフを必ずJ1に引き上げてくれ。お願いします。
遅くまで、お疲れ様でした。
こうして、クラブ側にアクションを起こし続けることが大事ですよね。結果、フロントがなかなか変わらなくても…。
せっかくのフクアリ参戦でしたが、要領を得ず、お手伝いもできず、すみませんでした。次は8/22の岐阜での参戦になると思います。それまでに、勝ち点を積み重ね続けられることを祈って。
お疲れさまでした。話し合いに参加された方の記事が読めて、良かったです。「バス囲い」があたかも行われたように表現するブログの管理人さんもいます。新聞(特にスポーツ紙)報道が全て事実だとは、多くの人は思っていませんが、事実を知る術がなければ、虚が実に成り代わってしまいます。事実が全て明らかになるわけではありませんが、少しでも風通しの良いクラブ、フロントになって欲しいと願うばかりです。有り難うございました。
お疲れ様です。私は正直フクアリが出来たころからの皆様からすれば新参もののサポーターです。しかし、向いている方向はあなた方と変わらないと思っています。私と同じようなサポーターが多くいるのでしょう。あなた方に頼るしかない現状、ほんとにクラブとの架け橋を今後ともお願いします。
J1への件、そして巻選手の件。報道に踊ろされ困惑していますが、事実を確実に我々サポーターに伝わるよう、また、巻選手を気持ちよく送り出せるよう、そして、彼の帰ってくるところがここであることをクラブに伝えてください。お願いします。まだ、間に合うと信じています。
他サポですが、当事者からこのように経緯を一般に向けて説明する動きをされたことに敬意を表します。中々ないことだと思います。
お疲れ様です。昨夜の件は色々と報道されています。ペットボトルやフラッグを投げ捨てた方が居るとの事ですが本当ですか?(自分の場所からは見えませんでした)また本当の事ならばこれに付いてはどの様にお考えですか?自分はいつも、将来ジェフに入りたいと夢を見ている6才の子供と応援に行くので、このようなことに対してはとても悲しい気持になるし、腹が立ちます。私はコアなファンではないかもしれません。しかし月に一度か二度、家族でフクアリに応援をしに行くのが大好きです。昨夜の試合後の様な事は子供には見せたくありません。生意気を言って申し訳ありません。ただフクアリには子供も沢山いるのでその様に感じました。
遅くまでお疲れさまでした。100人ほどの方々が参加されたようですが、あのペットボトルやフラッグを投げつけた連中はまさか参加してないですよね?たぶん場所的に団体のメンバーだと思うけど、あんな奴らにフロントを批判する資格は無いですよ。それこそ内部でけじめつけて出入り禁止にするくらいの処置をしてほしい。それからでしょ? 初めて観戦に来た友人たちが、「あいつら何様なの?マジで気分悪い」って言ってたのが忘れられないです。
一つ言いますね。
思い通りにならない事にならないことに
ダダを捏ねるのは子供そのものですよ。
「バス囲み」の真相を書いてくださりありがとうございます。当日はバクスタのアウェー寄りから応援してましたが、ゴール裏最前列の出来事は確認できませんでした。応援するエリアによって常に温度差はあるし、拍手してる人のほうが多いエリアもありました。何試合か観に行けばすぐに分かることですし、サッカースタジアムとは、縁日や海水浴場のような場所でもあると思います。話は変わりますが、「バス囲み」よりも気になるのは巻移籍の件で、報道に書いてあることが全部本当だとは思いませんが、100%嘘だとも経験的に思えないのが辛いところですね。フロントの体質は変わらず、相変わらず何も学習していない。それは多分確かなのです。
「バス囲み」の件は、報道とあなた方の立場からの事実に相違がある事は理解しました。
では、フラッグやペットボトルの投げ込みなどの件についてはいかがですか?
私より先に別な方からもご質問があったようですが…
同じお仲間の方、もしくはスタでお顔馴染みの方ではないですか?
また、その行動についてはどうお考えですか?
毎回毎回ゴール裏で一生懸命応援して下さるのは本当にありがたいと思っています。
けれど、ゴール裏に居る人だけがジェフを愛している訳ではありません。
あなた方が特別エライ訳でもありません。
深夜クラブハウスに乗り込み、本意ではなかったにせよ結果として、心身共に疲労困憊していたであろう選手達をバスに長時間閉じ込める、こんな権利を誰があなた方に与えたのでしょうか?
少なくともサポーターの総意ではありませんよね?
お願いですので、あなた方個人の言動をサポーターの総意のように正当化するのは止めて下さい。
はじめまして。
ぬまけと申します。
夜遅くまでお疲れ様でした。
参加できなかった身としては状況を伝えていただけて非常にうれしいです。(フロントの対応はうれしくなかったですが。)
自分のブログの記事内で本記事にリンクを貼らせて頂いているのですが、よろしいでしょうか?問題等ありましたら対応いたしますのでよろしくお願いいたします。
ブログでは初めまして。
ゴール裏で暴走しがちなサポと、指定席でどっかり腰を下ろして観戦しているサポでは温度差がありますよね。
管理人さんが、普段からそういう温度差のあるサポを取りまとめようと必死に活動しているのを存じていますから、私にはあなたを責める気にはなれません。
何より、当日の状況を書いてくださってありがとうございます。
新聞報道だけだったら、フクアリでバスを囲んだんだと思ってしまうところでした。
神戸TDやクラブがどういう思いでいるのか伝わらないというのがもどかしいですね。
功労者から首をきるという事を繰り返しているチームですから不安にもなります。
巻のこと、12位だった札幌にホームで惨敗したこと、心配して思わずユナパに集まってしまったサポーターの心境を、フロントが理解してくれないと何も始まらない気がします。
怒ってますさん。
このエントリーの最初に、「いちサポーターの意見、感想」と書かれていますから、始めからサポーターの総意としては書かれてないと思いますが。
現場に居たモノとして、誤解されていそうな部分に補足です。
ユナパへ集合したサポはクラブハウスではなく、門外の歩道で待機してました。
ユナパ敷地内へ入ったのは、島田・神戸両氏が現れて『門の中に入って話をしましょう』との提案を頂いてからです。
歩道待機時には、人数が多かったので通行の邪魔ではあったかもしれませんが、通行に支障のない程度の幅は空いていたと思います。
当然ですが、サポが待機している時間も普通に車両が出入りしてましたよ。
『だから居残りしても良いんだ!』とかそういうことではなく当日の状況としてそうだった、という話ですが。
Friskさんのイヌゲノムからのリンクでお邪魔します。
冷静に状況報告をして頂き、ありがとうございました。お陰で大まかな噂としか感じられなかった部分が見えてきました。
色々と思うことはあるのですけれど、「応援のしがい」という一文について「チームはそのように考えているのか」と悲しく感じました。
ジェフはファミリーだったはずなのに。何度も聞いていた言葉だったのに。