戦いを貫く強さ
- 2009.05.29
- 雑感
「試合に臨み、我々はひとときたりとも臆病風に吹かれなかった。
これがいちばんの勝因だ。
リスクを冒すことを恐れることが、なにより危険なのだ」
バルセロナ・グアルディオラ監督
しびれる台詞。
すぐに引いてしまう、今のジェフを見ているだけに、余計にこの台詞が胸に重たく響いてしまう。リスクを犯し、自らのサッカーを貫く信条を、ほんの数年前までジェフもまた持っていたのに。
そして、今居る選手達だって、もっと自分達の力と自分達のサッカーを信じれば、もっと前に出れる、戦えると思えてならないだけに。
ミラー監督、選手達を、もっと戦わせてはくれませんか?
勇ましく、倒れる時ですら前のめりで終わるような、そう言うサッカーに。
それにしても、バルサ。
あのマンUに、あそこまでボールを触らせないとは。
世界最高峰の選手達が、連携を極限まで高めたパスサッカーをすると、こう言うものが見られるのか。運動量も、集中力も、精神力も、尋常なものじゃなかった。
ある種、サッカーの一つの完成形を見せられたかのようだった。
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