広島新監督はオシム監督繋がり
- 2006.06.09
- Football News
小野監督が交代となった広島に、SKシュトルム・グラーツ前監督のミハイロ・ペトロビッチ氏(48)が決定したとのこと。グラーツといえば、ジェフに就任する半年前まで、オシム監督がマリオらを率いて指揮していたクラブとしてジェフサポにもお馴染み。今年2月のトルコキャンプでは、0-5で爆沈を喰らった相手でもある。
広島としては、第一候補のハシェック氏が家庭の事情で、第二候補のトニーニョ・セレーゾ氏が金銭面での折り合いがつかずに立ち消えとなった末の第三候補とのこと。オシム監督の弟子筋にあたる人物だけに対戦にあたっては注意が必要な人物だろう。短期的な「残留」と言う結果が必要な広島が、その目標を誤らずに長期政権を任せるようなら、ジェフのようなスタイルのチームに広島を仕上げてくる恐れがある。
記事中で面白いのが、このくだり。
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就任のきっかけは今年2月。SKシュトルム・グラーツとJ1千葉がトルコでキャンプをしていた際、自らが「世界一の監督」と慕う千葉・オシム監督から広島の織田秀和取締役強化部長を紹介された。
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“紹介”と言うのが、どういった類のものか分からないが、広島の強化担当がウチのキャンプを見に来ていたとは。キャンプの視察の為なのか、それともウチに欲しい選手がいたからなのだろうか。補強とすれば、各チームの編成が終わった2月は不自然だし、ウチの手法を視察したと言う前者があたらずとも遠からじだろう。
いずれにしても、今後の広島は十分注意する必要がありそうだ。
再開後には早々とアウェイで対戦するので、足元をすくわれないようにしたい。
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