広島戦展望
- 2006.03.28
- JEFUNITED News
休み無くやって来る試合。
クラブも「連覇を目指せ!」と意気込んでいるけれども、それ以上に足元を見つめた戦いをする為に、この一戦は重要になりそう。代表のエクアドル戦を30日に控え、阿部・巻が不在。加えて、前節負傷退場した、ハース、坂本の出場が微妙。坂本は大丈夫との話もあるものの、ベストメンバーからは程遠い布陣になる。
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これまでの流れを考えたら、明日の布陣は要田を頂点にした3-6-1になるだろう。坂本が出られない場合は、中島先発。サブに、櫛野・水本・中島・工藤・楽山・・・+若手2~3人か。
ただ、普段から練習試合で身体を動かしているとはいえ、連戦での体力消耗を考えれば、ここでサブ組や若手にもチャンスを与えておきたいところ。トップへのきっかけを掴む選手が出てくれば面白いのだが。。。
注目されるのは前線の若手。トンス、堀川、青木、韻。
この中で面白い動きを見せているのは、青木と韻だ。青木は持ち過ぎのきらいもあるものの、ボールを持つとスピードと独特の間合いのドリブルで“勝負”する事が出来る。スーパーサブとしても活きる空気を持っている。
逆に韻は、サブよりも先発で活きそうなドッシリ感がある。自分の間合いにボールが来れば、シュートを躊躇する事は無いだろう。長い時間使えば、1点を取れる気がする。最初から行けるトコまで試してみて欲しい。
トンス、堀川は、壁に当たっているように感じる。
トンスはいい所にいつもいい所にはいる。シュートの決断力と精度、そしてフィジカルが中々改善されていない。堀川は、攻撃ばかりに意識が行き過ぎて、守備でミスをした時に戻ろうとしない。「意識」次第で改善が出来る部分でもある。
昨年1年間の練習をこなしたこの二人か、それとも勢いの新人か。それ以外の選手達にもチャンスはあるのか、新しい発見がある試合を期待したい。
対する広島は、寿人と駒野が不在。代表の影響はトントンだ。
移動による疲れと、怪我やコンディション不良で何人かの選手を欠くことがどれだけ影響するか。GK下田、DFジニーニョ、MF森崎浩の欠場の可能性がある。ジニーニョは前回ベンチ入りしているので、コンディション次第で出場はあり得る。
ここ数試合失点を重ねていて、症状的にはジェフに近い印象もある。
GK寺田、DF西河・小村・吉弘らは組んで日が浅く、スピードにも難点があるので、隙はある。ジェフの攻撃陣がシュートを積極的に撃てば、得点は奪えるだろう。攻撃陣は、やはりウェズレイが軸。先発で2トップを組むのは、上野もしくは大木か。ここのところ出場機会の無い前俊に鬱憤晴らしをさせないよう、交代にも注意が必要だ。
同じ3-5-2同士でやり難さは無いはず。
守備にはジェフに分があり、攻撃には広島に分がある。少ないチャンスにも泥臭く押し込んで、勝って土曜日に弾みをつけたい。
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