ホーム開幕・甲府戦展望
- 2006.03.10
- JEFUNITED News
大宮戦のダメージも残る中、次々と試合はやってくる。
ホーム開幕の甲府戦は、いきなりチームの総合力が試される試合となりそうだ。
まず、ハース・勇人・水本が怪我や出場停止で不在。それを埋めるべき選手達も万全とは言えない状態だが、その中で立て直さなくてはならない。
この試合、相手がバレーを中心とした1トップ(3トップ)+4バックのため、通常のジェフならば2バック(4バック)で相手に合わせるところだが、前節の守備の乱れを修正するためにも、3バックに戻し臨む事になりそうだ。
<予想先発>
----18----
--09--22--
16------08
--06--02--
-03-05-24-
----01----
巻を頂点に、クルプニコビッチがややFW気味に構える3-6-1。
1トップが孤立すると、それこそ代表のアメリカ戦のような前線でタメもプレスも何も出来ない展開になってしまうので、羽生の前線へのサポートがより重要になって来そうだ。
クルプニコビッチのタイミングの速いパスに、羽生・水野・山岸らが裏へ抜け出す事が出来ればチャンスは広がるだろうが、ここ1ヶ月でどれほどの連携が取れているか。
守備は、結城が先発する可能性が大きい。
ただ、TGでも判断に迷いのある昔の結城のようなプレーが見られるので、J1初体験で怖いもの無しで突っ込んで来る甲府の攻撃陣に気持ちで遅れを取ると、後手を踏んでPKを与えてしまうような場面もあるかも知れない。
ここは気持ちを常に前に向けて、ドリブルでもパスでも、攻撃に繋ぐ意識を持ってもらいたいところだ。
交代枠で頼りになるのは、工藤くらいか。要田も、最近のTGでは何となく泥臭さが薄れていて怖さに欠けている。楽山も半分トップで使われているものの、途中交代で劇的な変化を与えられるほどではない。
可能性は限りなく少ないが、新卒・2年目の若手が食い込んで来るのか注目したい。
ミツキも、ようやく通常メニューに復帰。最近はDFばかりだが、林的な雰囲気を持っている選手だと思うので、期待をかけている。
甲府の攻撃は確かに怖いものがある。
高さとスピードを兼ね備えた攻撃。ただ、そこまで辿り着かせなければいい。サイドに開かせてしまうと、ウイングとサイドバックの二枚歯で攻撃されてしまう。サイドアタックを仕掛けられる前に、中央の攻防で主導権を握りたい。
バレーは結城をつけて、イリアンにカバーさせれば問題は無い。個々の能力・連携ではこちらが上。受け身にならずにペースを握れば、甲府の守備は堅くない。十分にこじ開けて勝てるはずだ。
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