同志社大学DF田中を獲得へ

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18日付のニッカンスポーツによると、来季の新戦力として同志社大学のDF田中の獲得が内定した模様。
神戸の指定強化選手だったが、以前から本人がジェフへの練習参加を希望していた。6月末に合流した際、オシム監督・強化スタッフからの高い評価を得て、獲得へと至ったようだ。まだ直接観戦した事は無いが、記事からは左右両足の正確なパス、188cmの長身が特徴として挙げられている。


現時点でのジェフDF陣は、イリアン・大輔が不動で、最近は結城がストッパーのもう一角を占めるようになって来ている。DFとしてマンマークの能力だけなら、水本の方が上だろうが、奪った後のビルドアップ・パスの精度に難があるため、結城が優先されている様子だ。その他、充喜がだいぶDFとしての基本能力を上げて来ているが、まだレギュラー争いには加われて居ない。


田中に求められるのは、高さを活かした対空防御も去ることながら、イリアンが不在の時にリベロを務めらる統率力と柔軟性だろう。結城・水本・充喜共に、中央を得意にするタイプでは無いので、期待したいところだ。
茶野が抜けて層の薄さが心配されたDF陣だが、田中が期待通り戦力となれば、だいぶ厚みのある選手層と言えそうだ。


■Profile
DF 田中 淳也 1983/04/24(大4)、188cm/78kg/?、京都府・同志社大学
TSCなかよし-五領中学校(大阪府高槻市)-金光大阪高校(大阪)-同志社大学(京都)

2005年ヴィッセル神戸強化指定選手。5月28日のナビスコ杯・浦和戦でベンチ入り、後半40分からMF佐伯に代わって途中出場。背番号[35]。6月28日からジェフの練習に参加。
ユニーバーシアード代表(トルコ・イズミル大会)には不選出。


<ニッカン> <京都新聞>