【U-18】 vs FCグラシア相模原 (日本クラブユース敗者復活戦)○2-0

【U-18】 vs FCグラシア相模原 (日本クラブユース敗者復活戦)○2-0

2019/06/01(土)12:30
稲毛海浜公園球技場

日本クラブユースサッカー選手権U-18
関東予選 敗者復活戦

千葉 2(1-0,1-0)0 FCグラシア相模原

得点
0分 千葉 13大野
79分 千葉 18本吉 


(※選手、背番号の間違いがありましたらご指摘下さい。)

先週、柏との千葉ダービーに惜しくも敗れ、
敗者復活戦へ回ったジェフ。
本日の対戦相手は、FCグラシア相模原。
難しいゲームになりました。


前半開始直後、ゴール前に攻め込んで、混戦から大野が押し込んで幸先良く先制。
ところが、ここからゲームは膠着状態に。


ほぼハーフコートに押し込め、
さらに攻め込むジェフに対して、グラシアは籠城を選択。
カウンターすら狙わないような徹底した守りの姿勢で、ゴール前を固めてしまい、ゴール前は混戦。スペースがほとんどなく、シュートは放つものの、なかなか良い体勢で打ち切ることが出来ません。

ジェフは左サイドの大野了熙(サトル)が積極的に仕掛け、自ら切れ込んで、あるいはクロスボールで打開を図ろうとするも、先制点の場面以降は、2人、3人と相手選手が纏わりついてくるので、なかなか決定機を作れません。
逆サイドの常世も、同じように渋滞状態に苦戦。

こうなるとセットプレーでなんとかしたいところですが、
前半9本を数えたコーナーキックも、ほとんどの選択がショートコーナー。
これが途中で引っかかって、高さ、強さで上回りながら、それが生かし切れないままに時間が過ぎます。

14分 ショートコーナーからのこぼれ球を蒲がミドルも、片手一本で弾かれ。
16分 大野のヘディング。
17分 本吉のヘディング。
さらに続けて17分、24分にはミドルを放つも、芯をとらえず。

反対に、27分、31分には、隙を突かれてカウンターを喰らいかけます。
結局、前半は手元の集計で9本のシュートを放つも、そのまま1-0で終了。


長い長いミーティングの後の後半。
膠着状態を打開するため、もっと攻撃を速く、シンプルにするよう指示が飛んだようでした。

開始早々に、まず、夏山→本吉→大和と繋いで、豪快なバイシクルシュート。
さらに、4分大野、5分常世がミドルを放って、膠着状況を崩しにかかります。
また、18本吉も、前半よりもさらに積極的に前からディフェンスに、キーパーにプレッシャーをかけて、ボールをより高い位置で奪い、呼び込もうと、闘争心溢れるプレーを見せます。

その後も8分、11分、12分とシュートを立て続けに放つも、最後の精度の部分と、上背は無いものの、俊敏で闘争心のある相手キーパーのセービングにもあって、ゴールには至らず。


すると、13分に朝岡監督が動き、16大和に代えて、先日のU-15日本代表合宿に選ばれた1年生、44齋藤来飛(ライト)を投入。(髪型と背番号で、ミシェウ感漂う感じに。。。)

18分には逆にピンチ。
ジェフのコーナーキックからカウンターを浴び、グラシアの11番がシュート。
これは辛くもバーに当たり、失点を免れます。

ジェフは、さらに4常世に代えて11田中、8持田に代えて2長島を投入。
フレッシュな選手を入れてスタミナを補いつつ攻めると、それが実ったのが79分。


本吉がゴールを奪って、ようやく2-0と突き放します。
苦しんだ分、喜びが大きかったんでしょう、大きな雄叫び。


2点を奪われ、グラシアも前に出るようになるものの、2点差があればゲームプランとしては逃げ切りに。7中村→20栗原、18本吉→9ソロモンと、時間を使いながらゲームを進め、アディショナルタイムは4分。

90+3分には、44齋藤来飛のミドルが、ポストを叩く場面も作って、試合終了。

後半は12本のシュート。
試合を通じて21本のシュートを放ちましたが、相手の割り切った守りに苦しみ、難しいゲームでした。
それでも、点を獲るべき選手がゴールを奪い、勝利をもぎ取って、明日の2試合目に可能性を繋ぎました。


挨拶に来た選手達からは、でんぐり返しの後、
「明日も絶対勝って全国を決めます!」と力強い一言。

その全国が懸かるゲームは、
明日6/2(日)13:30から、東京ガス武蔵野苑多目的グランドで、FC東京と対戦。
言葉通り、全国の舞台を掴んで欲しいと思います。