ラスト10戦、第3の関門 横浜FC戦

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辛勝となった水戸戦。
この試合でも後半途中からの運動量の低下が目に付いた。
ジェフが運動量が落ちつつある時に、相手の運動量は落ちない。「走りきる」事を目標としながらも、かつての(2003年頃の)ような、運動量で時間が過ぎれば過ぎるほど、相手が圧倒できるような試合は、現実問題見られない。

オシム監督が改めて日本に植えつけた「走る」事の大切さ。

それは、技術的に劣るJ2だからこそ、相手チームもまた、トレーニングの中で殊更に鍛えて来ているように思える。技術が劣っても、走り、身体を当てる事は出来る。
横浜FCも、そうした基本的な部分は、前面に押し出して来るだろう。

・・・あの岸野監督だけに。

前節、横浜FCは互いに因縁を持つ鳥栖とAWAYで対戦して、4-4の凄絶な引き分け。

0-3となってから、セットプレーを中心に4得点を奪う猛攻を見せた。
守備も、ジェフ戦に闘志を見せる八角や、早川さんを中心にまとまりを見せている。
ジェフはセットプレーで高さに問題を抱えているので、攻守とも、セットプレーでは工夫が普段以上に必要になりそうだ。

----ネット---

倉田--大介--深井
--山口--勇人--
アレ------和田
--茶野--良太--
----岡本----

累積三枚:ネット、アレックス、工藤、福元

スタメンは、前節からU-21合流中の鎌田が外れ、右は和田になりそう。

ワントップは、前節も得点したネットの可能性が高い。セットプレーの守備も考えれば、ネットを先発に残すべきだろう。孝太との2トップも含め、パターンは色々考えられる。

オフェンシブは、前回同様か。

ただ、出場停止明けの谷澤、途中出場で流れを変える役割をした浩平の巻き返しもあるだろう。正直、読みづらい。

前節・水戸戦は、フィニッシュの精度以外は、試合の入りは良かった。

今節は、その良い流れはそのままに、より判断を早めたり、中央やサイドに拘り過ぎず、幅を持った攻撃で相手を打ち崩して欲しい。

我々は勝つしかない。

相手も必死だ。敵将・岸野監督に、ジェフの方が根性があったと言わせるくらいに、選手もベンチも、そしてサポも戦い抜き、そして勝とう。

横浜FC柳沢、カイオ欠場も最後は根性だ(ニッカン)