市原2(2−1、0−2)3大宮
【得点者】
23分:巻(水野)
27分:林丈統(金位漫)
【スタメン】
GK岡本、DF水本・鷲田・結城、ボランチ椎原・水野、
左WB楽山、右WB金位漫、OH市原、
FW林丈統・巻
【サブ】
GK立石、DF林裕太(Y)、MF野本、FW川淵(Y)、FW羽地
【交代】
46分:野本(←椎原)
64分:羽地(←巻)
64分:川淵(←市原)
68分:林裕太(←楽山)
※林裕太投入後、結城がボランチ、野本が左WB
【前半】
市原:SH07/CK01/FK09/GK02/PK00/OFF**
大宮:SH03/CK05/FK08/GK06/PK00/OFF**
【後半】
市原:SH06/CK03/FK05/GK04/PK00/OFF**
大宮:SH09/CK02/FK10/GK05/PK00/OFF**
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順番が逆になりますが、日曜日のサテライトの試合を先にアップします。
負けてはしまいましたけど、巻の豪快なヘッドと、林のオーバーヘッドゴールが爽快!チャンスに決めるこの二人はさすがにトップのメンバーだと改めて思いました。
試合全体では、前後半ともボランチのところで苦労していて、攻守の切り替えの早さに課題を残す内容。椎原や野本は周囲やベンチから大きな声がかけられていました。ただ、ボランチだけが悪いのではなく、周囲の動きが足りないばかりにパスの出しどころが少なくなっていたのも問題。もっと、選手が選手を追い越すフリーランを増やしていけば、チャンスも量産できたはず。2得点が決まった時間帯は、ディフェンスラインも含めて、押し上げがしっかり出来ていました。気候もかなり涼しく、前日に比べたら動きやすかっただろうに、良い時間帯が続かなかったのは残念。
後半も、出足の悪さは変わらず、エンジンが掛かったのは大宮にゴールを許してから。
それでも、ゴール前での決定的なチャンスを羽地が決める事が出来ずに、逆転を許してしまいました。大宮の決勝点は、直接FKが混戦の中をゴロで転がり抜けたもので、トップ・サテ共にセットプレーの守備は練習が必要。
大宮の話になりますが、31番を着けた右サイドの選手が良かった。
スピードのある突破で、市原の左翼を完全に崩していて、尚且つクロスまで持っていける。大宮の大きな武器になっていました。
初めて行きましたけど、大宮サッカー場はなかなか良いところですね。
入り口はアルディージャカラーに装飾されているし、中に入れば秋津にコンクリのゴール裏とバックスタンドをつけた感じでとても見易いサッカー場でした。サテにも関わらず、多くの大宮サポも駆けつけていて、市原のサテでももっとこう言う応援をやりたいもんだと思いました。
ちなみにこの試合の後、水本は背広に着替えてU−19代表合宿に直行しました。
静岡で行われるSBS杯、その後はアジアユース。真剣勝負で鍛えられて、レベルアップして帰ってきて欲しいものです。
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【選手評価】
GK岡本:失点の場面での大きなミスは無いが、判断が中途半端で危なっかしい場面が目立った。
DF水本:概ね安定していたが、後半にはミスパスでピンチを招く場面もあった。先輩選手も「ラク!」とか割り切って指示できる積極性は◎。
DF鷲田:判断が遅く、相手FWのチェイシングに追い詰められるシーンが目立つ。
DF結城:一対一の場面では相手のスピードに悩まされた。ボランチに入った後は、それまで落ち着きの無かった中盤を落ち着かせて、守りの起点になった。
MF椎原:慣れないボランチだったが、判断が遅くボールを戻すシーンが多々。前半で交代。
MF水野:巻のゴールをアシスト。攻撃参加した時は良いが、守備的な貢献は少なく、時間と共にミスパスが増えてしまったのが残念。
MF楽山:トップよりも思い切ったプレー。強烈なミドルシュートも積極的に撃っていった。守備面では、大宮の31番に完敗。
MF金位漫:前半は林のゴールをアシストするなど良かったが、後半は攻め上がってもアピール不足。ダッシュの出足もワンテンポ遅かった。
MF市原:巻・林の影に隠れ、なかなか攻撃に絡めなかった。
FW巻:強烈なヘディングシュートで1得点。その場面以外は、相手のマークにてこずった。
FW林:絵に描いたようなオーバーヘッドキックで1得点。なかなかボールが回って来ずにフラストレーションの溜まる展開だった。
【交代選手】
MF野本:ボランチ、左WB共に目立ったプレーは無し。
FW羽地:チャンスに決められず、決定力に大きな課題を残した。
FW川淵:目立ったプレーは無し。
DF林裕太:劣勢の場面の投入で、無難ではあるが目立つプレーは無かった。