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J2ND−7・浦和REDS戦 2003年9月23日(火)22時34分31秒 deletemodify

■久々に納得できる内容を見せてもらった試合だった。
もちろん勝ちきる事を強く要求したいが、可能性を感じる試合だったことを評価したい。ここ数試合、欲求不満の溜まる内容ばかりだっただけに、新鮮な力の活躍とともに見どころは多かった。

さて、崔龍洙・サンドロ・永輔と言う主力どころの欠場で、この日の2トップは売り出し中の巻と、林の2トップ。この二人が何処までやれるかと言うのが、一つの見どころだったが、果たして二人は期待通りのものを見せてくれた。
キックオフから前掛かりに攻めるジェフ。この日は中盤の動きが良く、前線からボールが獲れる。さらに連動して、2人目・3人目がボールを貰いに行く本来のサッカーが復活。この中盤の援護を受け、FWには早い展開でボールが集まっていく。シュートには至らずとも、惜しい機会が連続して市原に訪れる。
それが得点に結びつくのは早かった。前半の6分、混戦からDFに当たって跳ね返ったボールを、巻が右足で振りぬいて先制。

その後も、エメルソン・田中を走らせての散発的な抵抗を受けるものの、概ね市原ペース。
最終ラインでは、大輔・茶野が2トップをマークして、決定的な場面へ持ち込ませない。CKの場面では阿部がヘディングで防空を続け、チャンスらしいチャンスも与えないまま、時間が過ぎる。試合全体を通して、中盤で押し込めている上に巻がポストとして良く機能している。両翼、特に左の上がりを促し、何度も切り崩す場面があった。このタメのおかげで、阿部・勇人だけでなく、大輔やジェレも攻撃参加の機会があり、浦和としては守りにくいだろう攻撃が続いた。赤いスタンドも、だいぶ声が止まっている。
逆にジェフは、巻が決定機を掴むがGK都築に片手で止められて追加点は奪えない。
前半終盤になってFWの運動量が落ち、プレスが甘くなったところでボールを持たれ、多少シュートを浴びるが、それも失点には繋がらない。櫛野の好セーブにも助けられて、そのまま1−0でハーフタイムを迎えた。

ただ前半が良くても、後半が・・・なのがここ数試合の市原。だが、この日はここからが違った。後半になっても流れは良いまま。4分に隙を突かれて失点するも、すぐさまプレッシングからボールを奪って波状攻撃。10分には林がGKをトラップで抜き去るテクニカルな一撃で、浦和を突き放す。
ここから、さらにイケイケの展開だったのだが・・・ここで「確実に3点目」と言う意識になったのだろうか、攻撃が攻め込むもののゴール前でスピードダウン→ミスパスでカウンターと言う自滅パターンとなる。自ら掴んだ流れを手放す惜しい展開で、ゼリッチのシュートが決まり、再び同点となる。浦和のチャンスなぞ、ロクにないのだが決められてしまうあたりに弱さを感じてしまう。

交代で先手を打つ浦和に対して、市原はさらに林を中心として攻撃を仕掛ける。
失点の直後、ゴール正面からシュートを撃つが、ポスト。さらにCKからフリーで放ったシュートも、GK都築にフィスティングで弾かれる。
林は、後半23分に集中力が切れたと判断されたのか交代。山岸が巻とトップを組む。シュートに至る回数は減るが、セットプレーから阿部が直接ゴールを狙う場面など、明らかに市原の方が手数が多い。さらに、結城・大柴を投入して動ける人材でフィールドを活性化、市原ペースで試合は終盤へ。前掛かりの展開の中、ロスタイムにゴール前まで何度も迫るが・・・あと一歩が押し込めない。
結局、そのままタイムアップとなってしまったが、これまでの数試合にない良い流れで闘えた試合だった。


試合後の監督も「しっかり闘えた」と評価。
戦力的にもダウンしている中で、巻・林がキッチリ結果を残し、さらに巻がポストプレーでのフィジカルの強さを見せてくれた事は今後に向けて可能性が開けた。二人ともスタミナには難が残るが、FWとしてシュートを撃つ意識が高いのでフィニッシャーとしての信頼が持てる。
もちろん、巻に関しては特に1試合の内容だけで評価出来ないにしても、最低限周りの攻め上がりの手助けにはなっていて、サテライトでの下積みの成果が伺えた。

4試合連続で勝ち星なし。
首位に立てるチャンスを逃し続けていて、ブーイングの一つもしたいところだが可能性のある引き分けを今日前向きにとらえたい。FWだけでなく、阿部・勇人を中心とした中盤も素早いプレッシャーと、連動性で格段の改善が見られ、久々に爽快なボール回しだった。後は結果だけ。ここまで2NDの試合の中では初めての上り調子。今日の中盤の良い感触を失う事無く、次節・清水戦に挑んで欲しい。

先は拓けた。そう思える内容だった。

J2ND−6・柏レイソル戦 2003年9月22日(月)22時13分5秒 deletemodify

■残り数分を耐えられなかった事よりも、後半、攻める気持ちを失ってしまったチームが、悔しく情けない試合だった。

あいにくの雨模様となってしまった久々の臨海。天気さえ良ければ、もっと多くの観客の中でダービーを迎えられたはずだが、集まった観客は5,000人。それでも、荒天の中でこの人数を集めた事は、観客動員の確実なアップと理解するべきか。
大人でも寒い気候の中、小さな子供達が雨に震えながら観戦していたが、その小さな期待も彼らには届かなかったのだろうか。

いつもと違うエンドで始まったこの試合、前半の市原は久々に爽快な試合を見せてくれた。球際の強さ、早いプレッシャー、繋がるパス、そして先制点。これまでの鬱憤を跳ね飛ばすように、崔龍洙の不在も感じさせないサッカーで柏を圧倒。2点目を奪えないもどかしさはあるものの、安心して後半を迎えられる内容のはずだった。

・・・ところが・・・。
後半。5分、10分と過ぎるにつれて様子がおかしくなる。ボールが奪えなくなり、一方的に攻め立てられる。メンバーも変わらない、柏が急に強くなった訳じゃない。それなのに、形勢は一変していた。
攻めて、攻めて、攻めまくる。攻撃サッカーが市原のサッカー。守って守りきれる逞しさもまだないと言うのに。鍛えに鍛えた走力をも出し惜しみ。認めたくなかったが、明らかに選手達の気持ちが『守り』に入ってしまっていた。

こうなると、立場は逆のFC東京戦のリプレイだ。
巻を入れようが何をしようがもう流れは変わらない、下を向いた矢印はもう上を向かない。
さして強さも感じない柏に、いいようにやられる。雨が冷たい。
・・・こう言う結末も予想は出来ていた、だから玉田のゴールが決まった瞬間も、ほらね。と言うぐらいの気持ちしか起きない。因果応報。世の中は良く出来てる。市原が自ら勝利を手放した瞬間だった。


これで3試合連チャンで首位固め・奪首のチャンスを失った。
監督のコメントは辛辣。
「1−0でリードしたあと、守りに入った。2点目を取りに行かずに守りに入ったのは、本当に残念でならない。」「今回に始まったことじゃない。これまで5回も6回も経験している。」「これ以上、上達しない選手がいるのかもしれない。」
これまでになく、チームへの失望を現した言葉だった。

タチが悪い事に、内容と結果がメンタルの部分に大きく拠ってしまっている。
失う物など何も無いチャレンジャーであるのは変わらないはずなのに、何か選手達が目先の勝利やリードに眼が行ってしまっているように感じる。そんなもの、磐田や鹿島のように修羅場をくぐって得る物を得てから考えれば良い話なのに。
後半は、須らく悪かった。誰の責任でもなく、全員の責任。2NDも6試合を終えてしまったが、1STに泣いた1勝ち点の差が何も活かされていない。シーズンが終わったあと、「あそこで勝ちきれていれば」と言われるのが目に見えてる。

「市原のサッカー」を見せろと言ってきた。
これからは、その上で勝つ。その強い気持ちを見せて欲しい。

9/14(日)・練習試合・日立ビルシステム戦 2003年9月16日(火)0時17分8秒 deletemodify

■今日は拓土の日だった。前半だけで5得点。
技術的なものとか、そう言うものじゃなく彼自身が持っている危機感がそのまま結果に繋がった試合だったと思う。ここ数試合、トップでさんざシュートを撃たない試合を見せられただけに、彼のプレーは見ていて気持ちが良かった。余計な事を考えずに、とにかくシュートを思い切り振りぬく。それが全てだろう。
今日の活躍が、即トップに繋がるとは思わないが、この思い切りの良さを続けて行ければ大逆転もあるかも知れない。

このほか、後半に巻が3点。相手の疲れもあるので、評価は難しいがアタマは強かった。巻に関しては前半すっかり埋もれていたので、90分通じて波が無くなれば先発ででも面白いのだけれども、現状では林とは違う形での交代要員=パワープレーに期待するところが大きい。
こないだの東京戦で見せたような、スペースに駆け込みながら豪快なヘディング・・・あんなプレーを増やして欲しいもの。でも、だいぶん使えるようになってきている。

ゲームとしては力の差がありすぎて評価も出来ない。
試合が無かった選手には、いい調整になったんじゃないだろうか。これで今季46試合目のTG。いったい何処まで続けるんだか(^^;


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■11時・姉崎練習場
市原12(7−0、5−1)1日立ビルシステム

GK岡本(後半0分・立石)、DF結城・吉田・野本、ボランチ楽山・山岸(後半25分・拓土)、
左WB拓土(後半0分・工藤)、右WB金位漫、OH崔龍洙、FW巻・林(後半20分・金東秀)

※1.工藤をボランチに投入後、左WBに楽山。
※2.山岸負傷交代後(軽傷)、そのまま拓土がボランチに。状況に応じて、崔龍洙と拓土がOHに並んだり、ボランチのカバーに入る。

得点者:
前半 4分・拓土@(山岸)
前半18分・拓土A(崔龍洙→楽山)
前半21分・林(崔龍洙)
前半23分・崔龍洙(拓土→ミドル)
前半29分・拓土B(崔龍洙)
前半33分・拓土C(山岸)
前半38分・拓土D(CK拓土→林)
後半15分・巻@(CK林)
後半17分・巻A(楽山→山岸ヘッド→バーに当たった跳ね返りをヘッド)
後半36分・巻B(金東秀)
後半39分・金東秀
後半41分・OG(楽山の左クロス)

【前半】
市原:SH19/CK05/FK06/GK03/PK00/OFF02
日立:SH02/CK02/FK04/GK09/PK00/OFF00

【後半】
市原:SH12/CK02/FK03/GK02/PK00/OFF01
日立:SH01/CK00/FK05/GK03/PK00/OFF02

【選手評価】
GK岡本:特に出番はなし。
DF結城:後半には久々にオーバーラップからのシュートも。無難。
DF吉田:特に目立ったプレーもなし。
DF野本:バランスを重視したプレー。もう少しガツガツと当たっても良かったかも。後半にはオーバーラップも見せた。
MF楽山:ボランチでプレー。相手のプレッシャーも少なかったのでたびたび攻撃に関与した。余裕があったぶん、もう少し正確性を重視してプレーしてよかったかも。
MF山岸:ボランチでプレー。相棒の楽山が上がっている分バランスをとっていたが、後半には飛び出しから強烈なヘッドも見舞った。
MF拓土:キレキレ。とにかく「オレがシュートを撃つ!!」と言う雰囲気に満ちていた。ってか、左WBだったんですけども、5得点。前半でイチヌケした。
MF金位漫:だいぶグリグリ抉っていた。けども、やはり精度がイマイチ。
MF崔龍洙:OHもしくは、ボランチでプレー。一人淡々とプレーして、ミドルシュートも、余裕をもって狙い澄まして撃ったもの。
MF林:昨日の疲れがあるのか、、後輩(拓土)の囮役に徹する。細かい技術を試すような、フェイントからのシュートが多かった。
FW巻:前半は電柱。後半は、

【交代出場な人達】
GK立石:ポジショニングにやや難。1失点は相手の思い切りの良さが勝った。
MF工藤:当たり負けの部分が目立った。周りがフォローしてやらないとやはりフィジカルではつらい。
FW金東秀:短い時間だったが、個人技でDFをはがしてゴール。ゴール前での冷静さが上がって来ている。
MF拓土:山岸の負傷で急遽再出場。慣れないポジションでやりづらそうだった。

J2ND−5・FC東京戦 2003年9月14日(日)22時6分47秒 deletemodify

■「うちらしいサッカー」って何だったんだろう?そう思ってしまうような試合展開がこの日も続いていた。ホント、「旧ジェフ」って感じだ、ここのところの展開は。
何がって、ボールを奪い取るまではまぁいいにしても、そこから先にシュートを撃とうって意識があまりに低すぎる。回して・回して・回して・・・そして逆に獲り返されて。点を獲り合うスポーツなのに、その部分を忘れたら試合にならない。3年前までの、自信なさげにボールを「後は頼むよ」と他の選手にたらい回しにする消極性が、再びチームにはびこりつつあった。

試合は特に前半、退屈でつまらないものだった。チャンスらしいチャンスも無く、きっちりと4−4−2らしいサッカー・・・SMFがキープしてそれを追い越したSBがクロスを上げる東京のサッカーに翻弄され続けた。
市原は中盤がルーズで、ボールの出どころを押さえ込む事が出来ない。阿部・勇人の二人が効いていなかった。結果、かなり余裕を持った状態でゴール前でボールをキープされて、立て続けシュートを食らった。
ボールを奪って前線に預けようとしても、サンドロ・大柴・羽生がキープできない。サンドロは今日もトラップが大きかったり、持ってからのパスが雑で起点になれない。彼に限らず、攻め込んでからのミスパスは相変わらずで劣勢に拍車をかけていた。監督が頭を抱えるのも頷ける。

そして、劣勢を立て直せないままに失点。今回も相手のシュートをクリアしようとした永輔のヘッドが不運にもGK櫛野の逆を突いたもの。ツキと言うものはあるので、彼は御祓いしておいた方が良いかもしれない・・・。
さらに、前半終了も近くなった39分にCKの流れから戸田に決められて0−2。オフサイド臭かったが、永輔に一回当たっているし、審判は柏原。仕方あるまい。試合前に両チームからブーイングされてたし。

後半。
市原は、動きの悪かった羽生(後で熱中症と判明。大事には至らず。)に代えてFW巻、村井に代えて山岸を投入して攻勢に出る。この交代で、山岸が右WB、坂本が左WB、大柴がOHにポジションを変えている。
攻勢をハッキリさせた市原に対して、東京が守りに入った事もあって手数は増える。けれども、相変わらず「撃てよ!!」と叫びたくなる展開は変わらない。
スタンドからも、煮え切らないチームに業を煮やした野次が連発される。

その冴えない攻撃の中で、巻が輝きを見せていた。
果敢な飛び込みでGK土肥と衝突したり、大木が倒れこむようなヘディングで、あわやのシーンを作って見せた。けれども、スコアは動かずに時間が過ぎて行く。監督は、20分過ぎに茶野に代えて負傷上がりの林を投入。スクランブル態勢にして勝機を見出しにかかる。東京が、MF石川を下げるなど守勢にさらに回った事もあって、攻勢の市原・カウンターの東京と言う図式になる。

この諸刃の刃の戦いの中で、獅子奮迅の活躍を見せたのがGK櫛野。
果敢なセービングで少なくとも3点を守って見せ、味方の反撃を待った。

それが実ったのが、後半37分過ぎから。まず、勇人が倒されたPKをサンドロが沈めて一点差。ジェレまで上げてさらにかさにかかって攻める市原を、東京が支えきれなくなる。そして後半43分、山岸からのクロスを坂本が絶妙のトラップ。左から深々と抉ったボールに林がダイレクトで合わせて同点!
完全な負け試合をイーブンまで持ち直した。

この試合をどう見るかは評価の分かれるところだろうが、攻め込みながらシュートを撃たない、もしくは攻め込もうとせずにボールを戻す消極性がミスパスに加えて現れて来てしまったのは観ていて歯がゆい。
もちろん、相手がプレッシャーを厳しくして来ているのは分かるが、それでも出来る事をやらなくては点を獲って勝とうという気持ちを前面に出さなくては結果も出ないだろう。

それと前半、マンマークを基本にするウチがすっかり中盤のマーキングをおろそかにしていた。とりもなおさず、阿部・勇人が防波堤となれていない。ミドルレンジからのフリーのシュートも撃たれて、相手にリズムを与える結果となっていた。
このあたりの問題は崔龍洙の不在とか、そう言うのは関係の無い問題だ。監督の言う、心理的な部分。久々に戻る臨海で、これが市原だと言う自信を取り戻して闘って欲しい!

9/7(日)・J2ND−4・鹿島戦 2003年9月9日(火)0時34分13秒 deletemodify

■こんな事を書いてしまうと、鹿島サポが喜びそうだけども。いや、この一敗はただの負けじゃ済まないでしょ。ここまで条件揃えて勝てないんだったら、気持ちの弱さとか云々じゃないかもしれない。体に棲み付いた病巣を相当な覚悟で抉り出さないといけない。監督がコメントでメンタルの事を言うのも良く分かる。

鹿島は怪我人や移籍で正直ベストとは言い難い布陣。対してジェフはベストメンバー。
ホームで、しかも審判は途中まで味方した。同点PKに退場者のオマケまでつけてくれたんだから、これ以上何をすれば勝てるんだっての?

勝負の分かれ目は、前半の先制点のあと。
あの阿部ちゃんのFKが決まった時、ジェフサポの多くだったら思うさ。だいたいこう言う幸先の良い点の入り方すると、その後スグに獲られるんだよなと。最近じゃ、磐田戦の逆転ゴールの後に前田にブチ込まれたのが記憶に生々しい。
それから2ヶ月経たないうちに同じ事をやるかよ?冗談じゃないぜ、まじで。

2点目はしゃぁない。
永輔がたまたまあの位置に居ただけの話、それよか全体を通して何であんなにミスパスするよ?急ぐのは良いさ、でも鹿島との足元の正確さの差は歴然。せっかく、ここ数試合の中では比較的出足が良かったのに、それをみすみす相手の流れに変えて・・・言ってみれば自滅。奪われて、カウンターを喰らって、あそこまで抉らせた時点で負けだよ。

後半勝負も気ばかりが焦って、全体に連動した動きが出ない。
崔龍洙のPKで何とか追いつくものの、肘を出したと言う相馬への判定は正直厳しいものがあったと思う。同点で、一人多いアドバンテージ・・・のはず。なのに、かさにかかって攻め込む事が出来ない。相手は攻撃の駒を下げて、守備の人員を入れて引き分け狙いだと言うのに。

最後は、お決まりのセットプレー。
ビスマルクに3発FKからアシスト決められた、カシマでの試合を思い出したよ。あの時とメンバーは変わってもやる事は一緒。前節のガンバ戦、試合開始からセットプレーで撃ちまくられた経験もまるで活きず。
ヨンスは、イラついて笛の後にシュートを撃って2枚で退場。あまりに後半のコントラストが酷くて笑ってしまうくらいだ。

監督は選手を過信したような事をコメントしていたが、その通りだろう。順位は試合開始前で上であっても、所詮は下位から浮上し始めたチャレンジャーに過ぎない市原。それを忘れて、鹿島に中途半端な気持ちで当たれば、彼らがどうやってあれだけのタイトルを築いてきたか、身を持って味わう事になると言う事だろう。
こんhな不利な状況でも、冷静に勝機を見出す事が出来るからこそ、彼らは王者たりえたんだ。悔しいけど、認めざるを得ない。そして、実際に対戦している選手達がそれをリアルに感じていないか、もしくは相手に対する恐怖感があるならば、結果は今後も変わらないだろう。

開幕3試合、本当に辛勝ばかり。良い内容なんて一つもありゃしない。
それを棚に上げてのこの内容。出直し。それしかないだろう。これまでは、たまたま勝てた。今日は、当然負けた。そう言う事なのだろう。
市原のサッカーは、何処へ。それとも、その程度なのか?そうじゃないだろう?だったら、見せてみろよ、次の味スタで!

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今日の試合のもう一つのポイントは観客動員。
試合前、首位ですよ市原は。なのに、鹿島に頼りきった17,000人。監督に「ホームなのにアウェイのようだった」と言わせてしまったのは本当に悲しい。監督が故郷に帰ったら、それはサポのせいだろう。

市原になんでこんなに人が集まらないのか?答えの分からない疑問を解くには、今居るジェフサポが動くしかない。8月の浦和戦で集まった人は、もう来てくれないのか?勝つときも負けるときも監督はあると言った。その全てを見て、チームを愛せよと心から思う。

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PBS v.1.01