漠然とした不安

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リーグ再開が10日後に迫ってきた。

去年と異なり、キャンプに、練習試合に明け暮れるジェフ。
練習量は十分。ミラー監督時代の休みの多さに不安にさせられたのと比べれば、練習に裏打ちされた安心感はある。

ただ、同時に、補強の声が聞こえなかった事に、一抹の不安は感じる。
これまでの17節で、ジェフがJ1を目指すにあたり、J2で絶対的な戦力を有していない事は明々白々になった。チームが掲げる昇格必達勝ち点に、現状「2」足らない状態で、薄氷の3位と言うポジションに居る。

J2は、J1に比べ、オフシーズンの選手の出入りが激しく、前年のチームがほとんど解体されたような状態でシーズンに入ることも多い。そうしたクラブが、徐々に“チーム”としての体を成して、全く別のチームのように成長してくるのが、後半戦だ。
前半戦を独走したチームが、後半戦に苦戦する様子も過去何度も目にしている。

そうした状況が予想される中で、ジェフが後半戦を勝ちきっていけるのかと問われれば、正直、不安が残るのが偽らざる心境だ。

J2において絶対的な攻撃力や守備力があるわけでもなく、飛び抜けた個の力や、圧倒的な組織力があるわけでもなく、まして勝ち点に余裕がある訳じゃない。

こう書くと、また誰かに「悲観的だ」と言われそうだが、かといって安心は出来ない。
他のクラブは、補強も行っている。そして、ジェフの25人枠が埋まっているのも分かっている。けれども、他クラブの補強の状況を目にすれば、辛い別れを伴ってでも、補強をして弱点を埋め、強みを伸ばす事も必要ではないかと思う。

J1に上がれなければ、現状を維持する事は出来ない。
あくまで今季の布陣は、来季のJ1を見据えたもの。
監督も、選手に口を酸っぱくして語りかけているが、選手には後半戦、自らの生活を勝ち取るつもりで戦い抜いて欲しい。

サポーターも、去年までとは違う、一つの勝ち点を落とす事も良しとしない、厳しい姿勢で応援して欲しいと思う。きっと最終節まで結果の分からない、胃のキリキリするような日々が続く事だろう。
J2なんて、もう嫌だ。今年喜ぶのは、シーズンが終わってからで十分だ。