ミラー監督解任、江尻新監督就任

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・・・まさか、このタイミングとは!

ミラー監督の無念は計り知れないだろう。
ようやく、補強が成されたこのタイミングでの解任。開幕にFW補強が間に合っていれば、ここまでの結果は違ったものになっていたかも知れない。
フロントの援護が万全とは言えなかっただけに悔いは残る。

そして、昨年の絶望的な状況の中から、このチームを率い、サポーターに限りない勇気を与え、残留と言う結果を果たしてくれた功績は計り知れない。
心から、感謝したい。

 

推測に過ぎないが、「一枚岩」を強調する中での解任劇。
フロントの判断としては、結果と共に、試合内容に理由があったのかも知れない。
欧州トップチームを率いて来た、ミラー監督の思考と、日本的な思考とのずれを、この一年間チームの中では刷り合せようとして来ていたが、ついにそれが噛み合わなくなってしまったのだろうか。

戦力的に、ウチとそう変わらないチームが攻撃的に主導権を奪いに行くサッカーで結果を残す中、フロントが(もしくはサポーターもそうかも知れない)描くチーム無の理想像と、今の守備的なサッカーがシンクロしなくなってしまっていたのかも知れない。

しかし、この体制。

監督  江尻 篤彦
コーチ 間瀬 秀一
GKコーチ 眞田 雅則
フィジカルコーチ 大塚 慶輔

江尻・間瀬とは、日本人指導者で組める限り、直系のオシム体制じゃないか。
まるで、総監督に御大が居るかのようだ。
水曜日に練習試合を組んだことと言い、テーマはオシムジェフへの回帰なのではないだろうか?

このタイミングでの決断が、吉と出るか。凶と出るのか。
江尻監督同様、「やるしかない」のは、サポーターも、チームも一緒だ。

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